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すいませんよりありがとう

I'm sorryという英語は滅多にきいたことがありません。英語圏の人々はこの言葉あまり好きじゃないようです。

私も日本語で「etcetc~で、申し訳ございません」と言われると、あまり気分がよくありません。なにか悪いことをされたの?あなたが私に謝らなければならないような、私が気持ち悪くなることをしたの?

と、感じてしまうからです。私は日本人ですが、謝ってばかりの日本語には違和感があります。心からなのかな?とりあえずうわべだけなんだろうか・・なんて、感じてしまうというのもありますが、ネガティブ思考傾向が強いんでないかい?って、感じることが多々あるからです。

あるラティーナ(中南米人)が盲腸かなにかちょっとしたことで入院したときに、日本人から大変ですね・・・大丈夫ですか?と言われて激高したそうです。「人を病人扱いして!!!ヽ(`Д´)ノプンプン私はそんなに病弱じゃないわ!!!!」

え?じゃ、なんといえばいいの?

「すぐよくなるよ!」「よくなることを祈っているよ」「体を休める時間ができてよかったね!ゆっくりやすもう!」など

ポジティブな言葉を投げかけるとだいたい喜びます・・・

私も、自分が体調を崩したときにお見舞いの言葉をいただくと「心配してくれて(気にかけてくれて)ありがとう!」と言います。ご迷惑をおかけして、申し訳ありません、ってピンとこないからです。もちろん、自己管理がなってなかったのかもしれませんが、好きで体調を崩すわけじゃないから、それで迷惑かけて・・・って思った瞬間に免疫力が落ちそうになります。

早く良くなるから、またみんなでたのしくがんばろうね(困ったときはお互い様なんだし)。それが真意です。でも、社会的にとか、ここはKYになるので、休んだときなどは、口頭で申し訳ありませんでした、と、仕方なく言うことはあります。日本の社会だから。

まあ、へりくだるのが日本の文化なのでしょうけれど、20代前半の人もそれ(すいませんばっかり)を使うので、ああ、日本のネガティブ思考って脈々と受け継がれちゃってんのね・・・と、思ったりします。いろんなこと欧米ナイズされていたり、従来の大人の常識があれれ?なんてこともあるのに

外国人目の前にいると躊躇するとか、がんがん積極的に外国語で話しかけないとか、間違うのが怖い、恥ずかしいから、外国語を話すのにためらいがち・・・とか

えええええ?それって、昭和じゃないの?と、思ったら意外に昭和のおじさんなどで、カタコトでためらいなく外国人に話しかけちゃうひとがいたりってこともあったようで(ジョン万次郎のように??)

出る杭はうたれるとか、同調圧力が強いとか、まるで国際化とは反対の方向いっちゃってるってのが、いまだに・・・AHにっぽんってのが、ちょっと驚きを隠せないところです。

日本の常識は世界の非常識、世界の常識が日本では非常識

不思議の国ニッポンなのであります

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