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きれぎ


警察にまとわりついてネタをくれ!という記者たちを揶揄して「キレギ」というのだそうです。韓国語なんですが、造語ですね。日本では、マスゴミって言ったりします。

記者=ジャ

ゴミ=スレギ

もちろん全ての記者がそうではありません。実際に取材の聞き取りがあったときに、心中を察してくれて答えにくい質問は、スルーしてくれたこともありました。それもずいぶん前のことです。真実を報道しようという、ジャーナリズムが正義を目指していた頃のことですね。

おそらく世の中が安定してくると、改革よりも人々は現状維持を求めるので、学者も記者も安定志向になってしまうのでしょう。人道より金、人間の性なんでしょうけれど、先進国でも弱者はいますから人権は限りなく守られるということを再認識してほしいものです。

そういう人たちを守って、真実を追求していくはずのジャーナリズムも崩壊し、人々を守る知識陣営研究者の中にも御用学者が登場し、虚偽やごまかしを行い、不正が正義に見えるような錯覚ベールを作り上げる

それでも若者やこどもは気づいています。

だっておかしいもん

純粋な目で見たときに、汚れていない耳で聞いたときに、世の中の矛盾には気づくはずなんです。大人になると目も濁り、心も汚れてしまうので、臭いものには蓋をして、おぞましいものには目をめをつむるのです。

なぜ、こうも引き続き韓国ドラマが人気なのか。マダム世代だけじゃなく、女子高生や女子大生までおもしろい!と、魅了されるのは、東京リベンジャーズもそうですが、悪に向かって立ち向かう魂、これじゃいけない!と、奮起する姿を描写しているからじゃないでしょうか。

韓国は就職が大変。有名大卒でもすぃっと仕事に就けるわけではありません。ドラマでも、就職面接のシーンがよくでてきます。それだけに、勝ち抜くための方策をあれこれ考えて、七転び八起きどころか100回打たれても101回復活するぞ!という気迫がみなぎっていますから、見ている人がつい応援したくなる

そんな物語が多いからかもしれません。

※キレギは「ピノキオ」というドラマで登場した言葉でした。

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