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怒りの元

気圧の変化で体調を崩している方もいらっしゃるようです。どんな痛みも原因を探ると解決の糸口がみつかるものです。

体の痛みはもちろん、心の不具合も「原因」を究明して分析していくと、絡まって固まった糸がするする~と、ほどけて、え?あのごりごりごっつんはなんだったの?

というぐらい、スムーズな流れになったりするなぁと

最近特に思うことであります。

先日お話した、相談部屋、Nuさんの相談室(自分のクラウド内には本名で記録)に、一歩引いた状態、つまり幽体離脱のような感覚で、自分の問題を一旦客観視します。

自分だけで考えているとどうしても主観的になるので、客観的に捉えられるようにするための方法なんです。そうすると、相談事に答えている人は自分自身なんですが、他人事のように冷静になって問題を分析することができるようになるんですねぇ。

結果、なぜ相談者が怒り心頭なのか。どうしたら解決への道を見つけられるのか、が見えてくるようになります。

怒りやイライラの多くは「期待」からくるものです。

・部屋を片付けてほしいのに、こどもは言うことを聞かない

・何度言っても旦那さんはぬぎっぱ

・仕事はできるけど挨拶しない部下(知らない人が訪れてきても、とりあえず挨拶するもんでしょ!という怒り)

・こうあるべき!という、仕事仲間に対してのイライラ

ほんの一例ですが、これ、すべて相手に「期待」しちゃってるんですよね

あるツイッターで、ご主人があんまりだらしなすぎるので、それを写メってデコり、突っこみを入れたところ

そのツイッターがバズって、奥さんは楽しくなって日課になり、旦那さんの不満がネタになちゃって、イライラどころか、毎日ぷぷぷって笑っているという

まさに発想の転換が功を奏した事例ですね。

私もかつて、派遣でいろんなところで仕事をしていたときに、ネタがごろごろ転がっていたので、仮名でエピソードを綴ったWebサイトを立ち上げたところ(HTMLで作ったので見た目は全く×)たくさんの人が目にしてくれて、雑誌からも取材されたということがありました。

こうなるともう、いろんな職場での「理不尽」と思われることも「お!ネタきたこれ!」と、観察眼開きまくりで、エピソードを家に戻って入力する楽しみになった

ということがありました。

発想の転換ってすばらしいなあ、と思いました。イヤなことをそのまま嫌な感じでぶつけると、受け取った方も、どろどろのボールをキャッチしちゃったまま不快感が残ってしまいます。

それがカラカラに乾いて、オブジェ状態で無影響なら、みてみてこれ!こんなになってる!と、事後エピソードとして、相手に聞いてもらえ、相手もへえ!そうなんだ!たいへんだったね!と、共感してもらえ、かつ、楽しんでもらうことさえできるので、お互いによい気持ちを共有できるよなぁ

と、思ったりしました。

そんな関わり方を上手にキープしていると、本当に困ったときは助けてもらえる・・・心がぐしゃぐしゃになったときは、寄り添ってくれる

そうすると、心もすぐに治り元気を取り戻せるなぁ

というのが経験からの感想です。

自分はなんでもできる、別に人の助けはいらない、なんてかわいくない態度(心で思ったり)を貫いてしまう人は、困ったことが起こっても人から助けてもらえないでしょう。どんなに優れた人でも、仕事ができると思っていても、天変地異にはさからえません。

人間は傲慢になったときに孤独になる

得意なことはあって、自分が誇りに思うのはよいと思いますが、傲慢になることだけは避けたいですね

さて、気圧と仲良くしなくちゃなので、今日はこのぐらいに・・・

心も体もお大事に

サポートしていただきましたら、きっといいことがあるでしょう!少なくとも私から多大なる感謝を持って、心より敬意を表します。ありがとうございます!!