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ドル紙幣のおもちゃ感……

外国暮しが長くなって、それに伴ってドルを使っている期間も長くなってきました。しかしどうしてもドル紙幣がお金のように感じられません。昔の癖で1ドル=100円で計算してしまい100ドル札=1万円札のように思ってしまうのですが、今の円安のレートだと実際にドルに両替するときの値段で考えれば100ドルは12,000円以上の価値を持っていることになります。それでも1万円はとても高額紙幣に感じますが、100ドル札にはそういう実感がありません。これはきっと私にとってドル紙幣は、子供のときにやっていた「人生ゲーム」のお金と同じように思えて仕方がないからなんだと思います。

「人生ゲーム」のお金のデザインは1968年(昭和43年)の発売時からデザインが変わっていないそうです。大学生のとき「人生ゲーム」を改めて買って友人たちと遊んでいましたが、子どものときとは違う楽しさがあって(「子ども作りすぎや!」みたいなことになったりして)面白かったです。

あとは、私はドルを日々使う国には住んでおらず、生活費が少なくなってきたら月に1、2度現地通貨へ両替するためだけにドル紙幣を持っているというのも、ドル紙幣に現実感を感じない理由なのかもしれません。

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