聞き屋は"ヘイスト士"である
小学生の頃、ゲームをよくやっていた。
炎の魔法、雷の魔法などはわかりやすかったけど、
補助魔法とはなんともじれったく、あまり使ってこなかった。
戦いの1ターンが無駄になる、という気持ちだった。
コーチングを始めてから「コーチは触媒である」という言葉を聞いた。
確かに、コンサルや経験のある先輩は
「正しい道を教えて引っ張ってくれる」存在に対して、
コーチは対話を通じて
「その人が(その人にとっての)正しい道を見つけるきっかけを与える」存在になる。
触媒、あまり日常ではイメージが湧きにくかったが、
ふと、補助魔法のヘイストが思い浮かんだ。
ヘイストとは?
仲間に対してこの魔法をかけることで、攻撃スピードが上がり敵に与えるダメージを大きくすることができる。
結果として、勝利につながる。
現実世界で、直接攻撃ができるのも憧れはするが、ヘイストもいいなって思った。
人生は短いが、少し遠回りをするくらいの時間はある。
この1ターンを無駄だと思わずに、少し休んでヘイストをかける。
いきなりボスを倒す力がなくても、
今までの自分より一歩だけ前に進めれば、それでいい。
聞き屋のヘイストはゲームと違うのは、
一つの戦いでヘイスト効果はきれない、ということ。
一度発揮された自分の個性は、もう隠れることはない。
ヘイストをかけられたい方、本来の自分をより発揮したい方が、
自分自身の武器(個性)で、人生を切りひらけますように。
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