無職の時期に感じたこと
最近、仕事を辞めた人、これから辞めたい人が
ちらほらと目に入るようになった。
夏のボーナスが出たからかな。
私も何年か前に会社を退職して、
しばらくは働かないと決めて、
無職期間を過ごした。
その時に感じたことを書いてみます。
意外と無職体験者は多い
友達と会った時に、近況として退職した旨を話すと、
「実は自分も。。」という人は多かった。
事情はさまざまで、
辛かったから次の仕事を決めずに辞めた人、
うつ病で辞めたけど今は回復して復職した人、
辞めてから次のことを探して転身した人とか。
普段の会話よりもいろんな人生模様が見られたことと、
同じように辞めた体験がある人が多くて
ホッとした気持ちになった。
自分だけがレールを外れたんじゃなくて、
途切れずに働くことのつらさを持ってる人が
他にもいたんだな、という気持ち。
気になってたことができて満足した
先日、記事にも書いたように、
退職を決めてからやりたことをリストに書いておいた。
簡単にできることから、
平日だけやってるランチを食べに行ったり、
掃除や買い物をして、
普段忙しくてできなかったことを片付けていった。
収入や仕事のこととか、心配事をあげればキリがないけど、
身の回りを整理して、片付けて、
ようやく自分の体勢を整えられる、と安心したのを覚えてる。
平日休みの友達と仲良くなった
シフト制で土日両方が休めないバンドの友達と、
平日会って話したりする機会が持てた。
自分が好きな台湾料理のお店に付き合ってもらったり、
普段行かないスイーツぽいお店に行ったり、
バンド以外で過ごす時間が増えて、
彼のプライベートの面も知ることができて楽しかった。
平日にも動けると、
接客業や飲食店の方とも会いやすくなり、
個人業でやってる方にも話が聞けて、
交流が広がったのが、自分にとってはすごく良かった。
適度なストレスは必要
退職して1ヶ月くらいは、
まさに毎日が日曜日で
気楽さと嬉しい気持ちでいっぱいだったけど
何も制限がない毎日が、
それはそれで少し退屈になってくる。
定期的な予定はありがたいなと思った。
時間に制限があるから、
そこまでにちゃんと進めておこう、
という気持ちになる。
ゆっくり、のんびりもしたいけど、
一生そう過ごしたいわけでもない。
自分が楽しみたいこと、やりたいことを
時間の制限がある中で、
適度なストレスを持って取り組むことも
大事だな、と感じた。
また人と関わって過ごしたい
例え宝くじが3億円当たって、
働かなくてもお金に困らないとしても、
毎日一人で過ごすだけでは幸せじゃないなと思った。
何かに夢中に取り組む自分で居たいし、
無職だろうが有職だろうが、
人と関わって、一緒に何かを進めることは
何よりも楽しく喜びにつながると感じた。
しなきゃいけない仕事は辛いけど、
仕事が一番、他の人と真剣に関われる機会だと
そう思えて、また働きたいと感じるようになった。
これから無職になる人へ
以上、私自身の体験を書きました。
何事も、体験してみないと見えない景色があります。
いくら綿密な計画を立てても失敗することもあるし、
無計画だとしてもどうにかなることもある。
履歴書に傷がつく、なんて言い方をする人もいるけど、
それ以上に自分自身の気持ちに傷をつけないで、
今の今、職を離れることが大事、と感じたのなら
それはそれで自分の気持ちを尊重してあげてください。
想像のつかない毎日かもしれないけど、
きっと振り返って必要な時間だったと思えるので。
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