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止まるより進んだ方が安定する

人生は自転車のようだ。

ものすごくゆっくり進むと不安定だけど
行き先を向いて漕ぎ始めると安定する。

乗り方には少しだけコツがあるけど、
一度乗れるようになれば、気持ちよさもある。


できたら"上がり"で抜けたい

学生の頃まで感じていたのは、
できれば、人生の"上がり"に到達して、楽になりたい。
という気持ちだった。

進学や就職で、"より良い"場所に進んで、
人生のゲームを"上がり"で抜けたい、という思い。

しかし、希望通りに進めないこともあるし、
会社や業界の状況が一変することもある。

天災や感染症なんて誰も予想がつかないことで
"上がり"状態がなくなることもある。


人生の"上がり"になりたかった

本当は、何か一度だけ頑張って、
大きい会社に入ったり、食いっぱぐれない資格を取ったり、
それ以降は頑張らなくてもよくなりたかった。

だからといって、不安定さが完全になくなることはないから、
人生の"上がり"を目指すより、
不安定な状況でも、進み続けられる力があった方が
安定して生きられるのかもしれない。

自転車の例えが頭に浮かんだ。

生きる、ということはそもそも不安定なことなんだ。


不安定が前提であるならば

何をやっても不安定なら、
自分の一番楽しいことをやりながら進み続ければ
その軌道で安定して進めるようになる。

くすぶってたり、方向に迷ってると、
不安定で転びそうになる。

方向を決めたら、とにかく真っ直ぐに顔を向けて
ペダルを漕いでいく。


並走する仲間と旅する

同じ方向に向かう人がいたら、
一時の間、一緒に走るのも良い。
どこか分かれ道が来たら、それぞれの道へ進む。

一人で進み続けるのは寂しいし、
一緒に進める人と次々出会えたら楽しそうだ。


ときどき、休む

人生が自転車と同じだとしたら、
時々は、休みが必要。
パーツのメンテナンスも十分に整えて、進み続ける。

止まらずに、進み続けたい。

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