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2022年刊で読んで良かった本のリスト。

1/8(日)

朝から妹家族と一緒にお墓参り。その後我が家でうどんの出前を取ったり、お年玉を渡したり、ゲームをしたり。妹家族が帰った後、間もなく息子の将棋教室の送り迎えで家を出る。送り迎えの間はファミレス読書。コンネル『マスキュリニティーズ』とギーザ『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』の併読。しばらく併読で男性性研究weekとしたい。

唐突に、2022年に刊行された本の中で、わたしが読んで良かった32冊のリスト。

01.東浩紀『忘却にあらがう 平成から令和へ』朝日新聞出版
02.和泉真澄ほか『私たちが声を上げるとき アメリカを変えた10の問い』集英社新書
03.稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ コンテンツ消費の現在地』光文社新書
04.A・R・ホックシールド『タイムバンド 不機嫌な家庭、居心地がよい職場』ちくま学芸文庫、2022
05.江原由美子『持続するフェミニズムのために グローバリゼーションと「第二の近代」を生き抜く理論へ』有斐閣
06.尾崎ムギ子『女の答えはリングにある 女子プロレスラー10人に話を聞きに行って考えた「強さ」のこと』イースト・プレス
07.重田園江『ホモ・エコノミクス 「利己的人間」の思想史』ちくま新書
08.川瀬和也『ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力』光文社新書
09.栗田隆子『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』新教出版社
10.小松原織香『当事者は嘘をつく』筑摩書房
11.小峰ひずみ『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』講談社
12.古谷田奈月『フィールダー』集英社
13.澁谷智美、清田隆之編『どうして男はそうなんだろうか会議 いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと』筑摩書房
14.清水晶子『フェミニズムってなんですか?』文春新書
15.清水晶子、ハン・トンヒョン、飯野由里子『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』有斐閣
16.ジュディ・コックス『女たちのレボリューション ロシア革命1905~1917』作品社
17.ショーン・フェイ『トランスジェンダー問題 議論は正義のために』明石書店
18.杉田俊介『男がつらい! 資本主義社会の「弱者男性」論』ワニブックスPLUS新書
19.スージー鈴木『桑田佳祐論』新潮新書
20.高井ゆと里『極限の思想 ハイデガー 世界内存在を生きる』講談社選書メチエ
21.高桑和巳『哲学で抵抗する』集英社新書
22.谷川嘉浩『鶴見俊輔の言葉と倫理 想像力、大衆文化、プラグマティズム』人文書院
23.戸谷洋志『スマートな悪 技術と暴力について』講談社
24.中村うさぎ、マツコ・デラックス『幸福幻想 うさぎとマツコの人生相談』毎日新聞出版
25.ヒオカ『死にそうだけど生きてます』CCCメディアハウス
26.藤高和輝『〈トラブル〉としてのフェミニズム 「とり乱させない抑圧」に抗して』青土社
27.三木那由他『グライス 理性の哲学 コミュニケーションから形而上学まで』勁草書房
28.三木那由他『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』光文社新書
29.三木那由他『言葉の展望台』講談社
30.瑞作富郎『アントニオ猪木 闘魂60余年の軌跡』新潮新書
31.吉川浩満『哲学の門前』紀伊國屋書店
32.レジー『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』集英社新書

私的ベスト10、ベスト5を挙げたい気もするが、趣味嗜好が丸裸になりそうで怖い(今更)。

●鞄の中の本
レイウィン・コンネル『マスキュリニティーズ 男性性の社会科学』新曜社、2022 amazon(以下同)
レイチェル・ギーザ『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』DU BOOKS、2019

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