『ユメとバルーン いつもの坂道』作・きりえ 高木亮

シリーズ第二作ですが、こちらはユメとバルーンが一緒にいたころの話。

でも、ふたりが、最後の切り絵で、一緒にいるんじゃなくて、バルーンがひとりでユメといたころ一緒にいた場所で一人で………。切ない終わり。

目線が、下から二人がいるところだったり、上から見下ろす形でだったり。その目線がとにかく素敵。バルーンの目線と雰囲気が優しくて。いや正しく言えば、目はぱっちり見えるわけではないけれど。ユメが座っているとき、花火にびっくりしているとき、楽しそうにしているとき、体の線がとにかく猫らしくて。



一番好きな切り絵は、秋桜と家路。


雪など輪郭がはっきりしないものを一体どうやって切るのかが不思議。



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