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ほんの少しばかりエッチなシーンを五輪真弓さんの曲に見つけた。それは「運命」のここに…

例えば、

「さよならだけは言わないで」

「残り火」

「恋人よ」

「リバイバル」……

五輪真弓さんの名曲の数々。

どれもイイなあー、と思う。


カラオケを好きになり、自分の一生の趣味だと大切にし始めてから、

歌えないものかと五輪さんのいくつかの作品に挑戦してみた。

頑張った。

でもだめだった。

うまくいかなかった。

得体の知れない難しさにぶつかった。


詞が見かけ以上に手強く、詞の日本語と、曲のマッチングが独特で

(それが五輪ワールドの魅力でもあるが…)

太刀打ちできなかった。


しかし、3年ほど前、ふと思いついて、

「運命(さだめ)」(1981年発表)に初トライしてみたら、

意外に手ごたえを感じた。

おや自分なりに歌えてるかもしれない。

特別な曲なのかしら?

https://www.youtube.com/watch?v=HqGszBYAAHM


①♪♪♪…いつか二人で

 歩いたこの路に 

ひとりたたずめば

 寄りそう肩先が恋しい 

はなればなれで暮らす 日々は運命と 

泣かない女でいたいけれど

 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 

今は春…♪♪♪


②♪♪♪…まぶたとじれば

 あなたに抱かれてる 

そう想えるとき

 寂しさいくつも越えられた

 ほこりまみれの古い アルバムひらく

 哀しい女にはなれないわ 

ひとりで生きることが出来なけりゃ あなたを愛せる筈もない

 はなればなれで暮らす 日々は運命と

 泣かない女でいたいけれど 

愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 

今は春…♪♪

           ◇

「運命」は、五輪作品のなかでは、詞も曲の運びも、

それらの組み合わせも比較的平明だと思われる。


特に「まぶたとじれば

 あなたに抱かれてる 

そう想えるとき

 寂しさいくつも越えられた」

の部分。

五輪詞は、性的な肌接触を想起させる部分が極めて少ないが、

この部分は例外だ。(ほかにあるかしら…。「抱きしめて」は場面と事情が相当ちがうので…)

希少価値が光る。


だから私には親しみが持てる。




「ひとりで生きることが出来なけりゃ

 あなたを愛せる筈もない」ここも分かりやすい。


なんとかカラオケの得意曲に入りそうだ。

途中に山あり谷あり……。

やれやれ。

           (この項続く)


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