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売りたい占い師

2021年のラーッキーな誕生日ランキングがあって
占いとか全然気にするタイプなんで
私(4/25)とティファニー(8/1)の確認作業に入りました。

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めっちゃ近いじゃん!!


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イェ~イ💛


ブログ書きます。

思い起こせば人生で初めて占い師と呼ばれる人に
占ってもらったのが姓名判断で開口一番

「自己アピールが足りませんね」

肌と肌の触れ合いを求めていう訳じゃなくて
自己アピールもっとせんと!という意味で
「手相とか見てもらえます?」
「名前は変わりません。手相は変わります。」
切れ味鋭くシャットアウトされました。
またある時は、アロママッサージのお姉さんに
手のホクロを見つけられ
「手のホクロつかめたら1億手にできますよ。」
「マジで!」


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「頑張って!!」



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「頑張ったら1億手に入ります!」

頑張ったらて。 

そんなある日メーカーのイベントがありまして
初参加となる体育会系の男がいまして
「何時ごろ行かれます?」
少々不安そうな顔で聞いてきたので
「オレぐらいになるとさ 9時集合でも
会場7時入りして入口前ホウキで掃いてるからさ」
冗談を真顔で言ったら
「だったら僕それより前に行って掃きます!」
体育会系というのは気持ちがいいものだ。
と、感心したのですが当日の朝私は

寝坊して

この吉報はまず彼にお知らせしなければと思い電話
「もしもし」の4文字の後すぐレスがきて
「すいません!あと3分くらいで着きます!」
「そうなん?」
「はい!すいません!」
ここは
「気を付けて、急がないでいいよ。」
と返すべきか迷いましたが、正直に
「そんなに謝らなくていいから9時に着けばいいから。」


「オレ寝坊したからその電話だから。」


彼の軽いショックを3秒ほどの沈黙に察しました。
そんな愉快なスタートで始まったわけですが
私の好奇心爆弾の導火線に火をつけようとするブースがありまして

「姓名判断」

任意に定義される星座に相対する生まれた時の太陽の位置が個人の性格に影響を与えるという集団妄想に憑りつかれているわけで、
己が担当責任者の「焼きそば」ブースを人に任せて
「姓名判断」の順番待ちのイスに腰かけました。
10分ほどで順番がきて占い師の前に座り直視したとき

この人知ってる。

前に人生初の占いをしてもらった時の人でした。
私の名前で開口一番

「自己アピールが足りませんね。」

と言わはった人。
痩せた?髪切った?化粧の感じ変えた?
「こちらにお名前をお願いします。」
差し出された紙に私の名前書いたって

「自己アピールが足りませんね。」

で終わりじゃないですか。ここは・・・



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で攻めてみたわけです。
「イナバ・・・・・。」
「コウシです。」
「イナバコウシさんですね。」
「はい。」
とても冷静なんですね。占い師の人
「B'z の稲葉さんと同姓同名なんですね。珍しいですね。」
とか何もないんですよ。
ビジネスに徹する姿勢にプロの気迫を感じました。
で、言われた言葉が
「稲葉さんの名前ですけど 凶を吉に変える そういう名前ですね。」
「今年の仕事とかどうでしょうか?」
「今年はあまり動かない方がいいですね。」
「そうですか。」(今年はライブないかもな。)
言われること稲葉に置き換えて聞いたわけなんですけど
最後に

「印鑑作りませんか?」

になってきて
なんか相手のテンションちょっと上がってきて
負けちゃだめだ負けちゃだめだって
言い聞かせてお断りしました。
あの占いで何が気持ち良かったって
何回も私のこと

「稲葉さん」

って呼んでくれたことですかね。
もしまた再会することがあったら今度は

「ティファニー」

で占ってもらおうと思ってます。