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WARAの届けたいもの

先日とても嬉しいことがあった

「 "モノ"ではなく"概念"を届けていただいたような感覚 」

作品を迎え入れてくれたお客さまからの一言


目指していたものに
やっと近づけたかと思うと感慨深い瞬間だった


こと
WARAではわかりやすい表現として
わらのしつらひや関守をお届けしてきた

しかし
わたしのなかではそれはほんの一部で

WARAの表現が必ずしも "藁" である必要はないと思っている


一番届けたいのは "余白"


WARAのなにかに触れることで
ほんの一瞬でも手をとめるような
目を瞑り何かを考えるような
そんな "間" ができたらこれほど嬉しいことはない

そしてそれを届けるためには
全てがわたしの手から生まれる作品や
物理的なモノである必要はないと思っている

誰かに何かを依頼してWARAの一部をつかさどってもらったり

その逆もしかり

その証拠にこれからは
キュレーターとして誰かと何処かを繋いでいくような
そんなお話も控えていたりする

有り難いことに
WARAの概念に共感してくださったかたから
まったく違うジャンルのかたからのお声がけも増えてきた

綴ることや場のお手伝い

発信についてのお悩みや

魅せかたについてのご相談まで


いつか

「WARAってしめ縄から始まったんだね」

そんな風に言ってもらえる存在なれたら面白いと密かに思っている



そのために
藁以外の表現の引き出しを増やすこと

今までいただいたご縁を繋いでいくこと


下半期はそういった新たな姿を
皆さまにお届けできたらと思う


今宵は満月
あなたとの出逢いを愉しみに


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