「陽はまた昇るから」

この記事は酔っぱらった勢いで書いたものという前提で、まずはこちらをお聴きいただきたい。

スワローズファンにはそれなりにお馴染みであろう曲、緑黄色社会の『陽はまた昇るから』
筆者の推しこと山崎晃大朗の登場曲のひとつである。

恐らく彼は緑黄色社会が好きでこの曲と、それとShout Babyも登場曲に選んでいるのだろう。
そしてこれらは筆者の中で、何故か急にブームが来て最近毎日リピートしている。パソコンと対峙しているときは十中八九音楽や動画を流さないと落ち着かないのだ。

それはさておき、歌に対して耳が馴染んできた頃、急に歌詞を聞き取れ意味もすんなり入ってくるようになる――なんて経験はないだろうか。
曲調が好き、歌声が好き、構成が好き。そういった要素が続いてある日急に、それまで文字を眺めながら噛み砕いていた歌詞がすとんと落ちてくる。

最近の筆者がまさしくそうで、そこでふと歌詞を紐解きながらとあることに気付いたのだ。
「……この歌詞、野球にもかなり当てはまるのでは?」と。

物事に対する解釈なんて人によりけりだ。たった二人での会話ですら解釈の違いでボタンの掛け違いが起きるというのに、世間に愛される芸術なんて輪郭もなく受け手の多いものなぞ、解釈の幅が広すぎるのはすぐに想像がつく。
なので「ここの歌詞が○○で、ここからは△△で……」なんて野暮なことは言わない。是非、歌詞を見ながら聴いてみてほしい。おおよそ4分半、今のスワローズを意識の2割程度だけ乗せて聴いてみてもらえれば幸いだ。

ただ、サビの一部分だけは引用させてもらおう。

晴れのち雨のち腫れのち七色
びしょ濡れでも笑えるさ
焼き付けるんだ
受け止めるんだ
乗り越えるんだ
陽はまた昇るから

緑黄色社会『陽はまた昇るから』

今はびしょ濡れでもそれすら笑えて、きっと濡れないよう小さな傘をずっと咲かせる日もまた来るだろう。
陽はまた昇るから。

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