【22-23 第3節 GAME2】vsFE名古屋
ちゃんとカムバックして川崎らしいバスケからの快勝。
ファミリーはほっと胸をなでおろしたといったところです。
昨日先制パンチを食らった出だしのところから、スタートを変える形でテコ入れを図って終始ゲームを自分たちの流れで展開できました。
GAME2の感想を綴っていきます。
全体感想
勝てる試合はディフェンスの強度とウィングのアタック
昨日の試合で出だしからFE名古屋のディフェンスに面食らってオフェンスが後手に、そして守ってもボールを低い位置までプッシュされるのでキレイにギャップができて気持ちよく打たれる悪循環でした。
今日は出だしのエナジーで試合の強度を定めるべく#0祐眞→#7竜青さんに、#13サトル→#11まっすーに、#35ジェイもスタメン復活でした。
ファールにはなってしまったものの特に#7竜青さんが出だしのディフェンス強度を上げてくれたおかげでチーム全体に「今日はこの強度でやる」というのがうまくセットできたと思います。
もう一つ特徴的だったのが、1Q序盤に#33はせが2本ウィングからのドライブを仕掛けたこと。
1本はゴールにつながらなかったものの、1本はジェイにうまく合わせが通りました。
この姿勢が伝播したのか#27くまと特に#13サトルのアタック機会も多かったです。
これができたことでFE名古屋のディフェンスが収縮して、#0祐眞や#22ニックのところがスペースがある状態でボールを持つことができてオフェンスのリズムも非常に良くなりました。
3Pアテンプトの少なさは戦略転換か?
昨シーズンの川崎の特徴は3Pアテンプトの多さがリーグトップだったことでした。
1試合あたり30本以上の3Pを打っていたのですが、今シーズンはここまで25本程度です。
本日の試合でも10本沈めたもののアテンプトは19本でした。
1試合目からアテンプトの多い#23マットが離脱したことの影響も考えられるのですが、ひょっとしたら戦略の転換があるのかもしれません。
昨シーズンからの差分だと#2マイヤンが外でもらってスラッシュしていくプレーが多いのですが、まだ筆者にはこれがここ数試合の影響なのか戦略の転換なのかは読み切れていません。
今後の要注目ポイントです。
ターンオーバーが課題になっていくか
もう一つ気になるスタッツは昨シーズン1試合あたり12本だったターンオーバーがここまで1試合あたり16.2本と少し多いことです。
特に#22ニックのところのターンオーバーは狙われている感があります。
ここはダブルチーム寄ってきたら外に散らすなど連携で解消していくところでしょうか。
もう一つは#0祐眞と#2マイヤンの絡むところ。
基本的に#2マイヤンのフィットは順調なように見えてますが、まだまだ微妙なイメージのずれがあるのかもしれません。
今日も試合中に二人でコミュニケーションを取っているシーンが目立ったので、一つ一つのプレーの中で揃えていってくれることを願います。
個人感想
#13サトル
昨日は"非常に厳しい"とコメントしたのですが、今日は一転してよかったです。
ウィングの位置からのオフェンス展開が無いとどうしても#0祐眞や#22ニックのところに流れのない状態でボールが集まりがちでした。
たまにウィングにボールが収まってもすぐPGに返すことを考えてしまっているときが悪循環でした。
今日は爆発こそなかったものの、ゴールアタックや迷いなくショットを放つシーンがありました。
サトルがあの姿勢で攻めてくれるとディフェンスは警戒せざるをえないし、結果ディフェンスが収縮して川崎らしいスペースを使った展開が生まれるので今日の感触を維持してほしいです。
#18かまちゃん
ここまで出場機会の少なかったかまちゃんですが、今日は及第点の働きをしてくれたと思います。
10分近いプレータイムの中で、#22ニックと#35ジェイが下がる時間帯にきっちりFE名古屋の得点源の外国籍選手をシャットアウトしてディフェンスの強度を維持できたのが素晴らしかったです。
1本だけ、#マイヤンとのコミュニケーションミスからマッチアップが遅れてフリーの3Pを決められてしまいましたがこういうのは一つずつ潰していきましょう。
#0祐眞
3Pが5/5本で、24分のプレータイムの中で26得点と昨シーズンMVPらしい活躍でした。
今日はOn Fireの活躍だと言っても過言じゃないでしょう。
先述したウィング陣の活躍で攻めやすい形でボールを持てたことも一因でした。
良いときの祐眞はゴールアタックに迷いが無いのですが、逆に広く視野を保とうとするとその良さが消えてしまうのが負け試合のときは多いです。
どのチームも対策してくる宿命を背負う選手だと思いますが、試合の中での修整だったりパフォーマンスが安定してくるともっと良いので期待したいです!
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