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【22-23 第12節 GAME2】vs宇都宮ブレックス

昨日とは一転して川崎vs宇都宮らしいロースコアな守り合い。

前半は22点しか取れずさすが宇都宮の修整力といったところでした。
重たい試合の中でも我慢に我慢を重ねて勝ち切っての5連勝!

シーズン序盤が苦しかったからこそ、ここで試合終盤に逆転して勝てたこととその相手が宇都宮だったことは非常に大きいです。

我らが竜青さん、そして祐眞の咆哮に目頭が熱くなったのは筆者だけじゃないはず。

我慢が切れなくなってきたのは好調の証拠

先週末の秋田戦の2戦、そして今日の宇都宮戦と後半まで相手にリードをされての展開でした。

シーズン序盤は前半でオフェンスやディフェンスが噛み合わないとチーム内でのコミュニケーションも減って個人プレーに走り、ターンオーバーで自滅して盛り返せないという展開が多かったです。

それが直近の試合はリードを許す展開の中でも、相手に手痛いシュートを決められてもディフェンスの強度は落とさず、オフェンスもボールを動かして着実に点を積み重ねるということができています。

インタビューでもチーム内の信頼関係、コミュニケーションが良くなっているというコメントがあったようにどんな展開でもコート上の5人の意識をゲームに集中されることができていると感じます。

この我慢こそが川崎のアイデンティティであり強さの源であり、ファミリーが川崎を誇らしいと思う所以です。

このモードに入った川崎はちょっとやそっとでは崩れない。

そして今シーズンの良いところはこの我慢の展開の中に入っていける選手が増えていること。

マイクはもちろん、納見くんやサトルがカウントできることは非常に大きいです。理想は12人全員といきたいところですが、そこは今後に期待でしょう。

Bリーグよ、これが篠山竜青だ

本日MVPの竜青さん。

得点はニックがチームトップの20得点、次いでJやマイクも12得点、竜青さんは二人と並んで12得点。

EFFで見てもチーム内で5番目ですが、竜青さんの貢献は数字だけでは測れません。

試合終盤の「ここで引き離されると厳しい」「ここで逆転できないと展開が難しくなる」という場面で3Pを沈め、ここで一本欲しいというところで慌てずアシストをできる川崎の心臓です。

今日も宇都宮のナベさんが4Qの頭で2本連続の3Pで勝負をつけたように見えましたが、竜青さんが引き戻し突き放す。

今シーズンは自分のプレーに集中できているとコメントしているように勝負所での強さは反則級です。

ここに祐眞の復調も重なり、もしマット先生も復帰すれば川崎のフロントコート陣はリーグトップレベルの盤石さじゃないかと。

来週は前半戦の分水嶺の千葉戦

昨季のCSの雪辱は宇都宮に連勝することで半分は晴らしたでしょう。
残りはCSの頂点を獲るまでお預けです。

そのCSでの戦いを占う大事なポイントとなる来週の千葉戦。

強豪ひしめく東地区のトップを走っており、川崎としてはどうあっても越えないといけない壁。

過密日程で疲れも溜まってくる頃ですが条件はお互い一緒。

最低条件は1勝1敗で星を分けられるか。連勝を繋げられればちょっと手が付けられないオンファイアモード。

非常に楽しみです!

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