【22-23 第12節 GAME1】vs宇都宮ブレックス
宇都宮との試合は毎回胃がキリキリするくらいのロースコアゲームになるので今日もその覚悟でしたが、よもや点の取り合い殴り合いになるとは。
今日のゲームは川崎らしいボールがよく回り中と外とバランスの良い得点分布で気持ちがいい試合となりました。
祐眞大復活劇を支えた竜青さんと納見くん
欲しいタイミングで3Pを決めて、ドライブからのシュートもパスもシーズンMVPらしい活躍を見せた祐眞。
今季初のゲームMVPでファミリー歓喜です。
昨季ラストゲームのCS宇都宮戦は完全に封じられ、うなだれる祐眞の姿がまだ脳裏に焼き付いている方も多いのではないでしょうか。
その時の悔しさをこれでもかと晴らしてくれました。
そんな祐眞の活躍のポイントは個人的には竜青さんと納見くんといったハンドラーの存在だと見ています。
いろんな能力が高い祐眞ですが、個人的には適性ポジションがポイントガードではなくシューティングガードではないかと思っています。
ボールを持ったらとにかくゴールを奪うことを考えているときの祐眞の方が、試合を俯瞰して落ち着かせようとしている祐眞よりも脅威です。
ところがそうなると誰がポイントガードを務めるんだという問題が出てきます。
竜青さんはずっとピュアなポイントガードとして機能していますが、どうしても祐眞と入れ替わりにしないと二人の負荷が高くなってしまう。
ここにハンドラーができてパスも捌ける納見くんが入ってくれたことが大きいです。
実際、祐眞-竜青さん・竜青さん-納見くん・祐眞-納見くんという組み合わせでローテーションを回せる時間が増えたと思います。
納見くんはポイントガードもシューティングガードもバランスよくいけるので、この幅が増えたのは祐眞がシューティングガードっぽい役割を担う時間を増やせるという意味で効果絶大です。
マット先生が戻ってくれば、ここにマット先生も加えられるのでより盤石です。
マイクは今日の試合で慣れたはず
宇都宮といえば一人ひとりのディフェンスの強度が高い上にめちゃくちゃ連携がキレイで「とにかく堅い」という印象はBリーグ共通だと思います。
特に過去のシーズンを川崎で過ごした面々は肌身を持ってその強度を知っているので出だしからトーンの設定が素晴らしかったです。
12人の中で唯一、宇都宮と初対戦のマイクは珍しくダブルチームで囲まれてターンオーバーというシーンが何度かありました。
それでもきっちり得点を稼いでくるあたりはさすがです。
これでマイクも宇都宮の強度が体感として理解できたはずなので明日は適応してくるでしょう。
明日はジェレット封じができるか
きっちり得点ができたので勝てた今日のゲームですが、ジェレット選手や遠藤選手にはやられたという印象が強いです。
スコット選手を抑えたのは上出来ですが、明日もジェレット選手に今日のようにやられてしまうと流れ次第では一気に出し抜かれます。
今日は24得点で殴り勝ったJ。
明日はジェレットを抑え込んで宇都宮のリズムを掴ませないかがカギになる予感がします。
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