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【22-23 第10節 GAME1】vs秋田ノーザンハピネッツ

出だしの先制パンチを食らったところからディフェンス立て直すものの、流れが来そうなところで秋田さんが得意の3Pでなかなか短時間での逆転を許してもらえず我慢比べとなった試合。

それでもディフェンスから古川選手や田口選手、キッド選手の3Pをきっちり集中力を落とさずプレッシャーを掛け続けたことで延長の末勝利を掴めました。

そして前田HC、本当のおかえりなさい。

課題はあるものの我慢力がついてきた

前半で12個のターンオーバー、3Pも30%と苦しい展開だった前半。
それでもJのブロックやマイク、はせ、サトルが秋田のシューター陣にずっとプレッシャーを掛け続けたことでなんとか8点ビハインドで折り返せたところが今日のターニングポイントの1つ目。

後半に入って出だし秋田の4連続ターンオーバーを誘って流れを掴みかけるものの、こじ開けられたスペースから3Pを沈められて点差が詰まらないまま取り合いに。

ここでオフェンスに気持ちを持っていかれずディフェンスの強度を保てたことと、竜青さんの値千金の3Pで3ポゼッション差から1ポゼッション差に持っていけたところが2つ目。

4Q終盤でリードを奪うも、FTなどが思うように決まらず最後の最後で3Pで同点に追いつかれた後半。
延長戦も引き続き3P確率が落ちないキッド選手に先制されるし川崎も決してテンポよく点が入るわけではないがディフェンスでの約束事を完遂して、最後ははせのスティールからのワンマン速攻で勝負ありだったのが3つ目。

一試合通して我慢が必要だったポイントが素人の筆者目線でも3箇所あったのを全て集中しきったところにチームの成長を感じました。

おかえり祐眞

昨季MVPの祐眞は今季分かりやすく対策されて序盤は攻守ともにらしさがなかなか見られなかったです。

天皇杯で横浜に敗れた後くらいからは、ディフェンス面でのアグレッシブさとボールへの嗅覚と執念を取り戻していたように思います。

それでも3Pやゴールアタックなど、直近数シーズン理不尽なまでにコートを支配していた攻撃力の爆発は見られず本人もフラストレーションが溜まっていそうでした。

その祐眞が3Pにゴールアタックにと輝きを取り戻して22得点とチームを牽引。

フリースローは悔いが残るものの、復活といって良い活躍でした。

ファミリーが待ちわびてた祐眞の姿が観られて嬉しいです!

成長し続けるJ

1試合で8ブロックショット、1on1でキッドにべったり張り付きオフェンスは先頭切ってリムラン。
もちろんリバウンドも安定。

もともと身体能力も高いしナイスガイだった印象ですが今季は一段と覇気がすごい。

Jが出てる時間とそうじゃない時間の安心感の差がはんぱじゃない。

色んな選手がいますが、個人的には確実にベストディフェンダー候補です。

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