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【22-23 第16節 GAME1】vsアルバルク東京

マット先生が個人として復調し、くまもパフォーマンスが上がってきたなど好材料はあったものの4Q残り2分の1ポゼッションが命運を分けて敗戦。

前半はA東京のディフェンスの集中力に圧されて良い形の攻撃が作れずずるずると10点差を付けられました。

後半の入りもA東京がなかなか崩れず点差が縮まらなかったものの、前半封じられてた祐眞の爆発で逆転に次ぐ逆転を繰り返すシーソーゲームまで持ち込めたのは良かったです。

ディフェンスも集中力を取り戻してたものの24秒ギリギリのザック選手のタフな3Pが決まってしまいここがターニングポイントだったかと思われます。

数節は我慢が続きそう

ほぼ確実にCSに駒を進めるであろうA東京。
川崎がCS優勝するために避けては通れない壁です。

先日の千葉戦と同様、地力差は無いことが確認できたのは良かったと思っています。

今日の試合個別で見たときにターニングポイントなどはあるものの、僕の素人見解だとマット先生が戻ってきたときのローテーションが伸びしろだと見ています。

外国籍が全てインサイドのチームはそこでのローテーションだけでいいのでチーム全体のシステムへの影響度という観点だと大きな問題は無いのですが、SGのマット先生となると話が変わってきます。

ニック・ジェイ・マイヤンのビッグラインナップのときとニック・ジェイ・マット、ニック・マイヤン・マットではそれぞれ全く違う強みを持つ構成になるためオフェンスもディフェンスもルールが変わっていそうです。

他の日本人選手が試合の流れの中でこれに合わせてプレーする練度が必要になるのですが、そのためには実践の中で歪みを見つけては修整してというプロセスが必要です。

実際マイヤンも序盤戦は孤立することが多く、無理なドライブからのターンオーバーが目立つ時期がありました。
その時も、問題点はマイヤンのスキルではなくコート上の5人が共通認識を持ったプレーができるかだとこれまで述べてきました。

だんだんとここが修整されてきて、最近ではビッグラインナップの練度は大きく上がったと見ています。

本当ならこのプロセスと同時並行でマット先生込みのローテーションの練度も上げたかったが、怪我での離脱でこの時期が遅れているというのが今の川崎です。

僕的には今の状況はむしろ前向きな要素が多いと感じています。

コートに立つ5人の認識がずれるくらい全く別のルールで成り立つということは、完成したときには相手からすると全く別の対策を立てないといけないということになります。

ビッグラインナップの練度を上げることで序盤戦からここまで強さを高めてきた川崎が、このあともう一段や二段飛躍できるポテンシャルがここにあると考えます。

この状態で千葉やA東京、西地区の猛者共相手にイーブンの戦いができるということはステップアップしたら本格的にBリーグの頂点が見えてくると思います。

しばらくはシーズン序盤のような、ローテーションによって出来がばらつくフラストレーションが溜まる試合が続くかもしれないですが、むしろそれが露呈することが今の川崎にとってはポジティブだと考えます。

納見くん、サトル、まっすーの積極性は急務

ここ最近、この3人のプレーに迷いがあるように見えるのは気になります。

ひょっとしたらまさに上で述べたローテーションへの適応時期がこの3人のプレーに表れているのかもしれませんが、今日の試合だけ見るとゲームに入れてなかった印象です。

特にサトルはSGとして打つべきタイミングでドライブを選択、タフショットやターンオーバーにつながるプレーとなかなか見ていて厳しいものがありました。

良いから打て!サトル!

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