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【23-24 第18節 Game2】川崎ブレイブサンダースvs仙台89ERS

もはやある意味一つ精神的に吹っ切れる試合でした。


笛やショット確率の差ではない

今日の試合だけ見てれば「あのショットが入ってたら」「あの笛がこう転んでたら」と感じるところはたしかにある。

実際3Pの確率が14%と60%で6点差なので、数本異なる可能性はまあ全然あった。

そんな中でも前半14点ビハインドをイーブンまで持っていったところでの選手個々人の頑張りはたしかにあったし、変わらず川崎は好きで応援はするが、見直さないといけないところも多いだろう。

ゲームメイクできるPG層がしんどすぎる

祐眞、そして竜青さんを使える時間帯はどうしても限られてて、この二人が下がってる時間帯のゲームメイクの不安定さがどうしても否めない。

オフェンス面ではハーフコートで何がしたいのかが見えず、1on1が勝てれば得点、タフショットが外れると終わりという流れになりにくい展開が見ていてどうしてもしんどい。

納見くんのPGチャレンジはシーズン序盤からやっているが、やはりどうしても得意を活かせていないと感じる。

祐眞も納見くんもPGではなくSGタイプなんだが、祐眞は一段階反射神経が抜けているのでなんとかハンドラースタートでもその場その場の判断でクリエイトできるが、これは結構特殊技能。

開き直ってヤスみたいにオフェンス面はクリエイティブじゃないものの、ディフェンス面で強度を一つ上げて相手のリズムを狂わせられるならそれもありなんだが、そこまではいかず。

自分たちのやりたいことよりも相手を崩すの方に集中したほうがいいのではないか

何度でも言うが、選手個々人はずっと頑張ってる。
その点で12月の北海道や富山に敗けたときの5連敗とはたしかに心象は違う。

それでも敗けてるのは戦術だったり事前の対策の部分ではないかと感じている。

どうしても後手に回って、前半で水を開けられたのをハーフタイムで集中力を取り戻してイーブンに持っていき、最後は何をするのかがクリアな相手とわちゃわちゃしてしまう川崎とという構造が続いているのはそういうことだと感じる。

守備はローテーション意識強すぎて1on1疎か

最終盤で勝負強く出られないのはここが大きい。
ディフェンスシステムを変えて、ローテーションを大きく回しながらオフボールのディフェンスもボールにプレッシャーをかけてとやりたいことは分かる。

結果ワイドオープンになるポイントが出来るが、確率的にしんどくないところであれば40分継続できれば勝利に繋がるという戦略も分かる。

が、最終盤は1本ラッキーでもなんでも決まれば大きく変わる場面で、1on1で守りきれないシーンが多いのが直近の勝負弱さに繋がっているのではないだろうか。

ノーヘルプ前提で守り切ることとローテーションの切り替えをうまく組み込まないとクロスゲームで勝ち切るのは難しいと感じた今節でした。

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