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【22-23 第13節 GAME1】vs千葉ジェッツ

クリスマスイブの試合、35分までは川崎が支配していましたがさすが千葉といったところでしょうか。

悔しいのはもちろん悔しいんですが、今日の試合はちゃんと強い川崎を表現できたいたのでどこかすっきりするような気持ちもあります。

とはいえ2つ敗けるわけにはいかないので明日はきっちりクリスマスプレゼントを回収しましょう。

祐眞のギアが良い感じ

3Qのアクシデントでロッカーに下がった時は絶望感しかなかったですが、そこまでで16得点、戻ってきたあとも人だけコート上でのスピードが違ったような気がします。

ディフェンスはシーズン序盤から強度を取り戻していたのですが、オフェンスがなかなか上がってこなかった祐眞。

直近5試合くらいは安定して"いつもの理不尽な祐眞"に戻ってきており、ファミリーとしては嬉しい限りです。

もう一つの"我慢"

川崎ファミリーにとって我慢とは、流れが自分たちに無い時間帯もディフェンスやリバウンドなど愚直に取り組むことで流れが来たときに一気にいくことの合言葉なところがあります。

今日は残念ながら千葉にそれをやられてしまったのですが、筆者的にはむしろ中盤でよくゲームを崩さなかったなという点が誇りでもあります。

僕は絶対審判や相手チームに関してネガティブなことは言及しないポリシーでやっているのですが、Twitterを見ていると「千葉のプレーが荒くて怖い」「あれファール取ってくれないと」などといったつぶやきを今日は特に多く見かけました。

たしかに3Qに祐眞とマイヤンが立て続けにコートに立てないアクシデントはありましたし、ニックがヒートアップしてテクニカルを吹かれる場面もありました。ジェイも納得がいかず熱くなる場面もありました。

シーズン序盤の川崎だったらここで試合が大崩れして取り返しのつかないことになっていたような気がします。

がサトルがジェイをなだめたり、竜青さん・祐眞・納見くんがニックとコミュニケーションを取ったり、チームの誰一人意識が審判や相手チームにいかないようにというのをコート上で自分たちでできるようになったのは大きな収穫だと思います。

明日はインテンシティの押し返し

たしかに今日はひやっとする場面も多かったですが、東地区トップを走り川崎が優勝するためにはどこかで必ず壁になる千葉が本気で勝とうとプレーするとあの強度になるというのを体感できたのは収穫です。

戦術面では、ゾーンとマンツーのチェンジングで打たせていいショットに相手を誘導できていましたし、トランジションのところでも敗けておらず自分たちが主導して試合展開を運べたと思っています。

寄せの強さ、ボールへの執着心。今日の川崎も悪くなかったというか良かったですが、本気でBリーグの頂点を獲ろうと思ったらこれを押し返せるだけの力がほしいところ。

川崎はマット先生、千葉は大倉選手とムーニー選手を欠いてお互いベストコンディションではないものの実力差は全く無いと思います。

この部分は自信を持って良いことですし、実力拮抗の勝負で勝つために何が必要かを掴むチャンスだと思って明日の試合も期待したいと思います。

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