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【22-23 第6節 GAME2】vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

勢い凄まじい西地区の上位の名古屋D相手に、GAME1勝利後のGAME2が難しい戦いになるのは分かっていました。

試合の入りから前日から一段とディフェンスの強度を上げてきた名古屋D相手に序盤からジェイを欠いての戦いは観てるのが苦しかったです。

一時は30点以上のビハインドを負いながらも、最後は19点差まで迫る形で戦うのを止めなかったのは一つファミリーとしては嬉しかったところじゃないでしょうか。

最終的に名古屋D相手に1-1は及第点

この日の負け方は非常に悔しかった(筆者は私用で雨が降りしきる中屋外で座りながらの観戦だったのでより染みました…)ですが、節全体で見ると1勝1敗なのは星勘定としては及第点かなと思います。

60試合あると1回も負けないのはほぼ不可能なわけで、かつ連続するゲームになると相手も戦術の調整をしてきます。

強豪相手になると戦力差・地力差みたいなものはほとんど無く、一つハマるかどうかで一気に天秤が傾きます。

Bリーグトップレベルの攻撃力を誇る名古屋D相手であれば1-1が及第点、2勝できれば内容如何に関わらずOKといったところでマットとジェイを欠きながらのこの結果は筆者としては十分だと考えます。

節全体では収穫が大きい

この日の試合のスコア推移だけ見るとめちゃくちゃ落ち込みますが、節全体に目を向けると収穫も多かったのではないかと思います。

一つはスタートからニックを外してスピードとディフェンスの強度を高める布陣で十分に強豪相手にやれることを掴めたこと。

もう一つは納見くん、サトル、まっすー、くまを筆頭にウィング陣の経験値が積めて勝負所での引き出しが増やせた(増やせる未来が見えた)こと。

昨季の川崎は贔屓目ですがチャンピオンシップでパブロがコロナで欠場しなければ宇都宮にも負けなかったしチャンピオンを間違いなく獲れたと思っています。

一方で、勝負所の布陣は固定的でどうしてもニック・マット・祐眞を固定して、ジェイとパブロと竜青さんとの組み合わせしか引き出しがありませんでした。

特にニック固定がメリットとデメリットのはっきりしており、相手からしたら勝負所で組んでくる布陣が読めることで一つアドバンテージを与えてしまっていました。

高さを生かしたパス回しや圧倒的なシュート力は期待が高いものの、スピードのミスマッチを突かれたり追いかける展開でディフェンスの強度を上げたいときにどうしても穴になってしまったり。

今季はこの勝負所の選択肢も増やすことに注力しているように感じますし、その方針に大賛成です。

過程は苦しいかもしれないですが、最後勝つことから目標をぶらさずに起用を続けられていることは間違いなく光明です。

ジェイの離脱は戦績以上のダメージ

GAME2の1Qで負傷離脱したジェイ。

もちろん目の前の1勝に対してのダメージも大きいです。

しかし筆者がそれ以上に懸念しているのは、今季はチャレンジとして新しい武器を仕上げなきゃいけない中で練習も含めて一回一回の経験と学習が肝になってくるのに、そこに参加できない選手が出てくることです。

すでにマット先生が2ヶ月近く離脱している中でシーズン終わりまでの時間をいかに有効活用するか、離脱せずに揃っていられる期間がどれだけ続けられるかが今後の鍵になってきます。

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