Pre-Season Game 2022 vs 福島ファイヤーボンズ
22-23シーズンの実践準備となるPre-Season Game、5/22のセミファイナル以降川崎ロスに陥ってた筆者としては久しぶりに川崎のゲームが見られたことに大満足です。
納見くんもマイヤンもいい感じ
川崎ファミリーとして一番気になっていたのは新戦力の#21納見くんと#2マイケル・ヤングJrがどんな感じかということでしょう。
福島との試合を見た感じ、マイヤンこと#2マイケル・ヤングJrはハンドリング、アジリティーともに前評判通り高くて川崎の特にオフェンスの戦術幅を拡げてくれることに期待が持てそうです。
基本戦術としてパッシングゲーム主体でアシスト数が多くなる川崎ですが、対戦相手は当然そこを対策してきます。
特に宇都宮との対戦では顕著で、川崎のパスコースをことごとく阻んできます。
そうなるとどうしても個の力で打開する必要がある局面が出てくるのですが、内外ともに対応できてスピードでもパワーでもいける選択肢が無いと対策がされやすい。
#22ニックの力は疑いようが無くB.Leagueトップクラスですが、それでもスピードで切り刻む選択肢が無く1on1を仕掛けてくるのが確定するとそれなりに対策ができてしまう。
B.Leagueトップの得点力を誇り、オフェンスの選択肢も比較的多い川崎において唯一欠けていたピースにハマってくれるマイヤンの力はひょっとしたら今シーズンの川崎をアンストッパブルにしてくれるかもしれません!
#21納見くんは、まだ少し慌ただしさが残るものの、要所要所で見せるドライブのスピードが光って見えました。
#0祐眞とも#7竜青さんとも違うバスケをイメージしているような印象で、周囲がまだそのイメージを共有出来ていなさそうですが、そこはここからいくらでも修正できるので期待です。
能見くんのPGとしてプレータイムが読めるものになってくると、最高守備力と機動力を誇る祐眞と竜青さんのダブルガードがより切りやすくなるのと、シーズン中盤に特別指定でよねすけが戻ってくると(勝手に戻ってくるものとしちゃってます)バックコート陣も盤石の布陣です。
全体的にチーム成熟の方針が効いていそう
Pre-Seasonゲームはチーム戦術もまだ鍛錬が足りず、わちゃわちゃすることが多いのですが昨シーズンから見られたセットプレーなどの安定感があった印象でした。
メンバーもほとんど変わらず、成熟度で作ったアドバンテージでリーグを席巻しようという戦術、ハマってほしいものです。
ファミリーとしても毎年ずっとこのメンバーでやってほしいという願望と新しいチームに期待したいという矛盾した願いを持っていますが、バランスがちょうど良くてより川崎というチームが好きになりました。
番外編:まっすーフォーム改造中?
今日の試合は全体的に得意技披露会のような気持ちの良いゲームでした。
その中で一人、筆者の目に止まったのが#11まっすーでした。
もともと持ち前のポジショニング嗅覚とステップワークのセンスに磨きがかかっていて川崎の中核になりつつありましたが、強いて言えば3PとFTの精度が気がかりでした。
今日も3PとFTともに奮わなかったのですが、少しボールの軌道が昨シーズンとは違っていたような気がします。
シュートフォームの改善は生半可な覚悟じゃ難しいですが、長いプロ人生で選手として大成するためにひょっとしたら今シーズンはまっすー再覚醒の年になるかもとワクワクしています。
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