【22-23 第9節 GAME1】vs島根スサノオマジック
21-22シーズンはコロナで中止になった島根との試合。
最後の記憶は1点差ラストワンプレーでじーつーに入れるもシュートが打てず悔しい敗戦。
そこからチームをガラッと変えてCSベスト4の強豪となった島根との試合はビクビクするものがありました。
安藤誓哉とペリン・ビュフォード対策のゾーン
全体的に個々の能力が高い上に連動したバスケをする島根ですが、敢えてポイントを挙げるとすると安藤誓哉選手とペリン・ビュフォード選手がオフェンスの起点になります。
二人とも3PもドライブもBリーグトップの力を持っており、1on1でここから崩されてというのが一番やられたくないパターン。
そこに対して川崎はいつもの2-3ゾーンとは異なる変速チェンジングディフェンスを仕掛けたのが功を奏しました。
基本はスクリーンに対してファイトオーバーですが、間に合わないと見たときは上側の二人のポジションを入れ替えてでもこの2選手にずれを作らせない。
それでもその上から3Pを決めてきた安藤選手はさすがとしか言いようがないです。
ビュフォード選手は平均得点を考えると今日は抑えられてたと見ていいでしょう。
ただやはりスター選手で、オフェンス面で自由にやれなくてもディフェンスの強度が落ちない。というかディフェンスからリズム作ろうとスティールを量産されてたのは明日の川崎の修正点かと。
ニックの富樫化
MVPも取り、3Pが6/8と爆発したニック。
本数も素敵ですが、個人的には決めたタイミングが最高でした。
基本的にゾーンがハマっている時間帯が長かったのですが、それでもズレを作られて3Pを決められて、ひょっとしたら流れが変わるか?という場面で間髪入れずニックが3Pを決め返すことで流れをイーブンに保ってくれたのが大きかったと思います。
Bリーグでこれをやるのは千葉の富樫選手が印象的で、誰にでもできる芸当ではないのですが今日はニックに富樫が宿っていた気がします笑
明日も勝って次のフェーズに入ったことを証明
今日のゲームは文句なく最高でした。
ただ絶対島根は明日修整をしてくる。特にスイッチ後のニックのポストプレーのところは今シーズン他チームからも対策されているところなので今日のようにはいかないと思います。
そこで効いてくるのがマイクをはじめ次のパスを受ける人の活躍、もしくは祐眞のオフェンス面での爆発(ディフェンス面は取り戻しつつあると思います)
マット先生がまだ合流できていないですが、シーズン序盤からここまでいまいち連動できてなかったところが解消されて納見くんもサトルも力が出つつあるので、明日対策してきた島根を跳ね返して連勝してステップアップしたことを証明してほしいと思います!
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