【23-24 第2節 Game1】川崎ブレイブサンダースvsシーホース三河

良いディフェンスからのランで突き放しては追いつかれ、第4Qも出だしに走ったままいくかと思ったら三河に喰らいつかれてクロスゲームに。

最後はロスコ様のドライブで1ゴール差で何とか逃げ切り勝利。

全体所感

もっと楽に勝てたよねって見方もあるが、私的にはシーズン序盤のGood Gameだと感じました。

その理由はいくつかありまして

• クロスゲームの場面で祐眞-ニックのピックプレー以外の選択肢があって、それで勝ててること

• リードを溶かしたときにもコート上の5人がコミュニケーションを取っており、すぐ修正ということができていること

• 前半はまっすー、後半は野﨑くんが特にディフェンス面とルーズボールでエナジーを出してそこから流れが作れていること

三河の出来もかなり良かったと思っており、あの流れ、あの雰囲気だと昨季であれば追いつかれて追い越されて、そのまま崩れていたような気がします。

そのゲームを大崩することなく我慢して立て直して勝てたというのはチームの経験値として大きいのではないか。

崩れだしたポイントは比較的明確で、新しいディフェンスシステムにトライしている中でローテーションが崩れてゴール下に何故か一人がら空きの選手がいたり、マッチアップが遅れたところを突かれたり、ショットが外れても良いポジションでオフェンスリバウンドをもぎ取られたりとしたことかと思います。

戦術遂行度はちゃんとコミュニケーションを取り合うチームあればシーズン通して必ず練度を上げられる。
昨季は選手が個々にバラバラで戦術遂行度を最後まで上げ切られなかった印象だが、今季はコートに立ってる選手たちがミスのあとちゃんと話している印象で「良いチーム雰囲気」がある気がします。

個人別感想

期待以上の良い仕事をしてくれたと感じたのは#25ロスコ、#0祐眞、#7竜青さん、#11まっすーと#12野﨑くん。

三河のディフェンスが祐眞-ニックのピックプレーを警戒している中で、中にアタックしてディフェンスを収縮させる必要があったんですがそれを見事にやってくれたのがロスコ。

しかもクラッチタイムには自らの得点でチームを勝利に。
ほんとに川崎に来てくれてありがとう！

祐眞もずーっとタッチが上がってなかった中で、2Qに三河がおでんくんの爆発で流れを持っていきそうなときに3連続3Pで「川崎に藤井祐眞あり」と魅せてくれました。
この祐眞をみんな待ってたんだよ！今季はもっかいリーグMVPに返り咲こう！
相手のターンオーバーから「さあ行くぞ！」って場面でポロッとボールこぼして相手のイージーショットになった場面もありましたが、愛嬌でしょう。

4Qの入りで相手がピックプレーのスクリーンを読んでいるところを敢えて逆をついてのバスカンで0‐9のランを作ってくれた竜青さんも良かったです！

竜青さんがゲームコントロールすると祐眞が自由に楽しそうなんだよな。

まっすーと野﨑くんは本人としては得点が多かったわけじゃないから「まだまだ」って思ってるかもしれないが、二人のディフェンスローテーションからの相手のターンオーバーで誘ってたの最高でした。

前半後半とそれぞれ川崎の時間がありましたが、起点はそれぞれこの二人だったんじゃないかと。

はせがまだ万全じゃなく（今日出てきたのもびっくりでした）、納見くんが怪我をしてしまったので二人のステップアップがあるのは頼もしい！

明日Game2に向けて

三河はターンオーバーのところ修正してくる。必ず。
川崎はローテーションのところを修正して上回って、きっちり連勝して今節を終えたい！

あとそろそろ野﨑くんや飯田くんのオンファイアが来る頃だと思うのでそれも楽しみ！