【22-23 第1節 GAME2】vs三遠ネオフェニックス

昨日に引き続き今日も最後までしびれるゲーム展開でした…
どっと疲れたファミリーも多かったのではないでしょうか。

大怪我ではなさそうなものの昨日どこかを痛めた#23マットを欠いてのアウェー第2戦は延長戦にもつれ込む白熱した試合でした。

それぞれ良さも課題もあったものの、個人的には一生ついていくと決めている#7竜青さんが勝利の立役者になってくれたのが嬉しくて仕方ありません！

竜青さんこそ、私のヒーローです！

年に数回の"入らない日"

今日の試合で特徴的だったのは3P主体の川崎の生命線、3P率が18.5%と試合を通して低調だったことでしょう。

ピュアシューターの#23マット先生がいなかったのも影響は少なからずありますが、#0祐眞・#33はせ・#35ジェイ・#13サトルと軒並み入らないのはでかかったです。

本日のスタッツ

どんな選手やチームでも好調不調の波はあるもので、川崎も年に2,3試合は今日くらい入らないゲームが必ずあります。

チーム戦略の要ですので、ここが崩れると全体のリズムが崩れて目も当てられない試合になることが多いのですが今日の川崎は違いました。

まず、前半で3Pでの爆発が厳しいと見るやいなや、攻撃をピックアンドロールからのドライブイン、ないし#22ニックと#35ジェイを外に出してミスマッチになった#2マイヤンのインサイドに寄せました。

結果川崎としては3Pの試投がゲーム通して27本と少なめになっており、5本しか沈めていないにも関わらず延長戦に入るまでに77得点とまずまずのできです。

空気チェンジャー納見悠仁

延長戦で一挙7得点とチームを勝たせてくれた#7竜青さんは間違いなく今日のMVPです。

が、もう一人忘れちゃいけないのが#21納見くんです。（まだ呼称が安定せずすみません…迷ってます）

三遠にずっと1ポゼッションか2ポゼッション差で迫られ続けている精神的に苦しい展開の中で、彼の胆力とスキルは素晴らしいです。

3Pやドライブインからの得点をきちっと決めたのもそうなのですが、筆者的には"川崎で"それを途中から試合に入ってやってのけるところに強い可能性を感じます。

チームのオフェンスを引っ張る外の#0祐眞と中の#22ニックがいるなかで、得点が停滞するとどうしてもこの二人にボールが集まりがちになります。

ボールが回っていても最終的にこの二人のところに収まると分かっていれば相手も止めやすくなるものです。

そんな中で#21納見くんはボールをもらってすぐにパスを探さず常にファーストオプションがシュートになっている気がします。

また3Pもドライブもバランス良くスキルがあり展開を変えられるファクターXとしての可能性を強く感じさせてくれました。

今節の2ゲームで心を鷲掴みにされてタオルやユニフォームを買ったファミリーも多いのではないでしょうか。

PGとしてもSGとしてもいけるとなると#0祐眞・#7竜青・#21納見と選択肢が豊富で試合展開に合わせてPGを使い分けできるのは今季の川崎の武器になると思います。

個人的には#21納見くんはボールを動かしまくる展開の方が得意そうなので、#22ニックを休ませて#2マイヤンとセットで試合のテンポを上げる的な役割がハマるといいなと思っています。

SG陣に誰か最高の労いを

もう一つ、今日の試合のポイントは何と言っても金丸選手を0点に抑えたSG陣の#33はせ・#11まっすー・#27くまでしょう。

3人合わせて得点はファストブレイク絡みの6点だったものの、終始金丸選手をフリーにさせず45分戦い抜いたのはあっぱれです。

特にここ数年では珍しく#33はせが合計30分出場と仕事人の本領発揮をしてくれました。

お互い3Pが低調で、逆に言うときっかけ一つでゲームの流れががらっと寄りうる展開の中警戒筆頭の金丸選手に仕事をさせなかったのは間違いなく勝利の一因です。

My Hero 竜青さん

お待たせしました。

今日のヒーロー、そして私の永遠のヒーロー#7竜青さんです。

延長戦でチーム全体で不発だった3P1本を含む7点叩き出し難しい開幕アウェー2連勝をもぎ取ってくれました。

個人的には延長戦に途中から入るというのは非常に難しく、他のQほど間が空かず、また時間が5分と短いため試合展開に適応するのに使える時間も短いのでなかなか成せる芸当ではないと見ています。

本人もインタビューで「様々な経験を積んできたからこそ」とおっしゃってましたが、まさしくその経験値のおかげでエナジーは全開で臨みつつ頭は冷静に入れた要因だと思います。

ここで仕事をするからこそ、川崎のシンボルでありファミリーのヒーローです。

今シーズンもよろしくお願いします！