【22-23 第15節 GAME2】vs京都ハンナリーズ
一時はどうなることかと思いましたが、終わってみれば無事勝利できて大晦日を気持ちよく過ごせそうです。
1Qは昨日のゲームの反省を生かしてディフェンスの強度があがり、連動して得点もうまく伸びました。強いて言えば京都の3Pが異様に入ってるなくらいの印象。
2Qが、というかビッグラインナップを解いたあとが今後の課題。
セカンドユニットに変わった瞬間にオフェンスが重くなり、京都の異常な3P確率は下がらず不穏なムードで前半終了。
今思えばここで竜青さんとニックがかろうじて得点をつなげてくれてたことが効いてました。
3Qは布陣をスタートに戻したものの2Qの流れを引きずってしまい点は取れるがここぞの一本がターンオーバーになったりして終わったかに思えました。
が、ここで気を吐いたのが竜青さんとマイヤン、そしてくま。
1分切ったあたりから京都のターンオーバーを着実に得点につなげて一気に8-0のランで逆転して最終Qへ。
4Qは竜青さんたちが作ってくれた流れそのままに昨日課題だったディフェンスリバウンドを着実に押さえ、ニックがタフショットをしっかり沈めてくれて勝負あり。
ミドルラインナップの練度をここからあげよう
ニックにジェイ、マイヤンが揃うビッグラインナップは今年も川崎の武器。
これまで川崎にあまりいなかったタイプのマイヤンを入れて再度仕上げるのに序盤戦は苦労していました。
ここ最近はお互いのスペーシングもうまくいっており、一つピースが揃ったような印象を受けます。
今後の課題はこのビッグラインナップを解いたあと。
開幕ゲームでマット先生が負傷してしまってから、このラインナップの練度を上げる機会が遅れています。
マット先生個人はこの2戦で自分のプレーを冷静に確認しているような様子だったのでちゃんと調子は上がってくるだろうと心配していないですが、個人的にはサトルとまっすーがカギです。
ふたりとも大学時代まではインサイドプレーヤーで、広くスペースをもらったのを有効活用していくのが得意なスタイルなのですがビッグラインナップだとどうしてもなかなかスペースが生まれないので苦労しているように見えます。
練習と実戦の中で鍛えていくしかないので、年明けからはマット先生のプレータイムを伸ばしつつ、セカンドユニットも試合に入っていけるような試合を期待したいものです。
メンタル面の成長が頼もしい
今日の第2Q、疲労困憊のニックとジェイにとっては1Qで良い試合の流れを作ったので長く休みたかったはずです。
が、セカンドユニットの時間に試合展開をひっくり返され、京都の理不尽な3Pとテクニカルファールとフラストレーションが限界な様子でした。
正直このまま今日は試合が壊れるのかなと思っていたのですが、ハーフタイムを終えて3Qも我慢の時間が続いてもちゃんと冷静さをもって試合をつなげたは良い驚きでした。
最近良くコメントでハーフタイムでも選手同士が話しているというようなコメントが見られますが、本当に選手間の連携が改善しており、悪い時間帯にチームがバラけることが少なくなったように思えます。
これはCSに向けて好材料なので2023年も継続したいポイントです。
くまはどうかこのままお願いします
ニックのMVPには全く文句なしです。
なんなら竜青さんも勝ちに行く雰囲気を作ってくれた立役者でした。
しかしずっとシーズン序盤から追ってるファミリーとしてはこの2戦のくまの復調もすごく嬉しかったです。
もともと日本人離れした身体能力で、ミドルラインナップ時にはビッグマンのディフェンスやリバウンドも期待できるユーティリティープレイヤーです。
ところが今年は攻撃面がとにかく調子が上がってこない…
3P確率は一時10%近くまで下がってしまっており、外が入らないからドライブも止められてターンオーバーというシーンが多かったです。
そのくまの3Pの調子が上がってきたことは大きな光明です。
どうか今節だけの爆発じゃなくて年明けも調子を維持してください!
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