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【23-24 第10節】川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス

見どころが多すぎて何から書いていいのやら…
とにかく、トップレベルの殴り合いになった試合を制してホーム無敗かつ中地区1位の三遠に勝利して、首位奪還できたのが偉すぎる!!


リバウンド王者相手にリバウンドゲームを制する

今季の三遠は全方位弱点無しなんですが、その中でもリバウンド力が強すぎる。
リバウンドが強いので、速いトランジションゲームも3Pゲームもできる上に確率が高く、破壊力がえぐいのです。
そんな三遠相手に、リバウンドで10本上回って勝利できたのは素晴らしい!
ニックとジェイがディフェンスリバウンドを1本で必ず押さえる集中力を40分継続。
そしてそれをお膳立てするように野﨑くんや飯田くんを筆頭にウィング陣のボックスアウトが効いてました。
オフェンス面ではロスコがとにかく献身的にリバウンドを拾ってくれて、前半フリースローで繋いでくれたからこそ勝利に繋がったゲームでした。

PG陣もローテが噛み合う

終盤に三遠に流れが行きかけて、下手をすれば一気に持っていかれる場面で無双モードの佐々木くんから2本のスティールからのレイアップを2本決めた祐眞はさすがベストディフェンダーだし、クラッチタイムはやっぱり祐眞のもの。
かと思いきや、3Qに三遠に抜け出されそうな場面から竜青さんが絶妙すぎるゲームコントロールで試合をひっくり返して。
納見くんも、本人としては悔しいだろうけど、どういうゲームメイクをしたいのか垣間見られたし、前半の殴り合いについていけたのは彼のおかげでした。
三者三様の味があるし、PGのプレータイムシェアができるので、最終盤で一番調子が良いPGたちが脚が残ってる状態で戦えるのが本当に強い。

ウィング陣は誰が出ても強い

野﨑くん、飯田くん、トーマス先生、はせと今日は三遠のラベナ・細川・金丸相手に本当に良く頑張った。
彼らをフリーにするためにとにかく三遠がスクリーンをかけてくるのをファイトオーバーでついていく。間に合わないってときはちゃんとスイッチして簡単にオープンを作らせない。
三遠が切り替えてインサイドで攻めてくるとカバーポジションにきっちり入って、リバウンドが取れるようにボックスアウトまで…
ディフェンスの締まりが良すぎる…(それでも90点取ってくる三遠は本当にえぐい)
三遠に点差が離されそうな場面で2本の4点プレーをかました野﨑くん、思わず吠えてしまいました。

ガマン力が高すぎやしないか

バイウィーク明けてから長崎、三遠と強豪との連戦。
どの試合も終始クロスゲームの心臓に悪い展開。
昨季だったら試合中盤で自分たちから雑なプレーをして崩れてたような気がします。
長崎とのGame2は落としてしまいましたが、3試合すべて最後までディフェンスを雑にせず、オフェンスも安易にしすぎず、あくまで自分たちのやりたいプレーをというのができているのが勝敗以上に価値が大きい。
このガマンを40分続けられること、スタートだけじゃなくて誰が出てもやれることが今季の川崎は「いけるぞ」と思わせてくれる。これが何よりうれしい!

P.S.三遠とはもうやりたくない…

今日の三遠、たしかにめちゃくちゃ強かったんです。
でも「今日は強かった」じゃないんです。
ずっとあの強さなんです。
崩れない…流れを手渡してくれない…
誰が出てきても強度が落ちない…
今日は勝てましたが、ワンプレーで試合展開が変わってもおかしくない試合でした。
こんな心臓に悪い試合、ずっと続くとしんどい…
できればもうやりたくないって本気で思うくらい、グッドゲームをありがとうございました!

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