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【22-23 第1節 GAME1】vs三遠ネオフェニックス

天皇杯2連覇、レギュラーシーズン終盤の怒涛の追い上げ、ロウルのマスコット1位など追い風ムードで迎えたCS。
結果はパブロの不在も響きセミファイナルで宇都宮の前に屈しました。

そこからパブロとツナの退団。
のーみーとマイヤンの加入。10人はそのままという熟成路線を取った川崎。

一方の三遠は往年のライバルの大野さんが千葉から移籍。
スカウティングスタッフも引き連れて、一部で三遠ネオジェッツなんて言われてたりもしました。
また選手面では金丸選手、コリンズワーズ選手など各所で川崎を苦しめてきたスタープレーヤーが集まり、昨シーズンまでの三遠とは別物チームです。

本日の試合はみんなそれぞれの楽しみを持って観られたのではないでしょうか。

祐眞は今シーズンも絶好調

まずは何と言っても我らが藤井祐眞の活躍でしょう。

3P5本を含む25得点で、ディフェンスが引き締まらない中での点取合戦を制しました。

昨シーズンの MVPは今年もやってくれそうな予感です。

のーみーがもたらすアグレッシブな時間帯

個人的に今日のMVPは新加入の#21のーみー選手でした。

ディフェンスのミスが目立ち、三遠の攻撃が押さえられず迎えた後半。今度は失点はそれなりに抑えてるもののなかなか連携の効いた攻撃ができず点差が縮まらない。

祐眞と竜青さんがディフェンスから強度を上げようとするも、ファールがかさんでしまったところに出てきたのがのーみー。

得点こそなかったものの、のーみーが入ってからボールが動くようになり三遠に流れが持っていかれそうな場面を何度も引き戻してくれました。

個人的にはもっとゴールアタックをしても良い気もしますが、今はアシスト主体の川崎のバスケに合わせようとしているところでしょうか。

今後に期待です!

もっとやっていいぞ。マイヤン

新加入のもうひとり、マイヤンこと#2マイケル・ヤングJr。

ハンドラーもできて3Pもインサイドプレーもできるポテンシャルはプレシーズンゲームで十分に感じました。

またSNS発信も盛んでおちゃめなキャラがすでに川崎ファミリーの心を鷲掴みにしています。

そんなマイヤンのファーストゲームですが、少し遠慮があったのでしょうか。
4Qの途中まではあまり本来の持ち味を出せていないように見えました。

最終盤あたりで2本ほど連続で3Pライン外側からのドライブインはさすがでしたし、3Pの球離れも良かったです。

オフェンス面はもっとわがままにやりつつ、リバウンドに絡むようになれば昨シーズンの川崎にはなかった戦術オプションになりうる素晴らしい選手なので今後に期待です。

明日に向けて

ひとつ気になるのは#23マット大先生。

分かりやすく怪我をしたようには見えなかったのですが、3Qの残り5分ほどでロッカーに下がってからは姿を見せませんでした。

せっかくのシーズン開幕なので大事にならず明日は元気な姿が見られるといいのですが…

さて、明日の見どころですが
ここまで好き勝手やられた三遠のインサイド陣をそのまま放置する川崎ではありません。

ディフェンスのどの部分を修整してくるのかが見ものです。

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