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【お詫び・追記あり】10月14日夜「理大囲城」を楽しみにしていたのに観ることができなかった方々へ

昨日、山形国際ドキュメンタリー映画祭のコンペティション部門で香港のドキュメンタリー作品「理大囲城」が大賞を受賞、特別オンライン上映されるというお知らせを流しました。

しかし、わたしのお知らせで知り、観るつもりだった人たちが複数、「チケット完売」と知らされて観ることができなかったことを知りました。ツイッターやこのnoteでも力いっぱい宣伝したので、わたしの知らないところで同様の目に遭った方はもっといらっしゃると思います。

本当にごめんなさい。オンライン上映でまさかの「販売数制限」があるとは思ってもいませんでしたし、実際に上映を知らせるサイトにはそのようなことは書いてありませんでした【以下、追記あり】。てっきり、ちゃんとチケットを買えば、予告の午後9時30分から午後11時58分まで観ることができるのだとばかり思っていました。

さらに申し訳ないことに、わたしはnoteに書き込んだ後、自分でもチケットを買ってたんですよね。実は11日のオンライン上映を観ていたのですが、次回はいつお目にかかれるかもわからなかったし、詳細を丁寧に観ておきたかった。まさかわたしが買ったせいで、少なくとも一人が観ることができなくなるとは思いもしていませんでした。もし、チケット数に制限があるとわかっていたら、絶対に買いませんでした。次回を待ちました。だって、折角のチャンス、一人でも多くの人に観ていただきたかったから。

加えて、わたしもエラい目に遭いました。手元の仕事を終えてゆっくり観たかったので、夜10時半過ぎにオンデマンドで観始めたのですが、途中でブツッと切れてしまったのです。ふと手元の時計を見ると、11時58分でした。なんと、チケット購入時に書かれていた「視聴制限:11時58分まで」というのは、それ以前にオンデマンドで観始めた人に対しても中断するという意味だったんですね。ちょっとさすがにびっくりしました。だったら、88分の作品ですから、「上映時間:9時半〜10時半」としてほしかった。観客がお金払って観ている途中にぶっつり終わらせるなんて、主催者の映画人たちは平気なんでしょうか?

山形国際ドキュメンタリー映画祭は、アジアの映画関係者にはものすごく高い知名度を誇っています。若者作家の登竜門とも見られていて、作品が参加したことのある人はみんな誇らしげにその名をあげます。それだけ権威のある映画祭です。

でも、日本国内で本当によく知られているといえるのか? あ、もちろん、映画関係者とか地元関係者とか、あと長年のファンは知っているでしょう。でも、今回のように話題作を上映することで次々に新しいファンを引き入れていくポテンシャルがある映画祭で、なんだかこんな切り捨てるようなやり方はないんじゃないかとちょっと呆れています。お金払って支えようとしている日本の観客をなんだと思っているんでしょうか?

だいたい、わたしはニューズレターに登録していますが、13日に行われたコンペティションの結果の速報も、もちろんそれを受けて14日に行われる受賞作品の特別上映についても、ニューズレターは入っていませんでした。せっかくなのに、広報どうなってんの、これ? 

ただひたすら残念です。そして、わたしのお知らせを読んで楽しみにしていたのに門前払いを食らった皆さま、申し訳ありませんでした。もし、また日本で上映されるという情報が入ってきたら、この欄でまたお知らせします。その時まで待っていてください。本当にごめんなさい。

追記)

注意書きあった…orz…

でもオンラインデマンドでこれはないんじゃね? やっぱり納得できない。

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