正しく使う
小さい頃から、お箸の持ち方や食事の作法に厳しく育てられてきた。
ご飯を食べる前に、50回ほど練習をして、父親の合格が出ないと食べられない。
それはそれは辛くて、休日の夕飯前が憂鬱で仕方がなかった。
しかし、大人になってから、お箸の持ち方や食べ方を褒められることがあり、親の厳しさの裏側にあった優しさに気づくことができた。
また、綺麗に食べる人を見ると、素敵だなと感じるようにもなった。
お箸を正しく持つことは、とても難しいことだと思う。息子達やクラスの子どもたちに教えるのも、なかなか大変だ。
しかし習得したら、絶対に自分自身の強みになる。
自分の経験から、正しく使うことに信念を持って子ども達に教えている。
将来「素敵だな」と周りの人に思ってもらえる子を育てたい。その一心で・・・
また、今一度自分自身の作法を見直そう。
忙しさにかまけて、みっともない食事の作法をしていないだろうか。
振り返り、しっかりと正していきたい。
イトウ
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