ご縁
今年度は、ここ数年の中で最も忘れられないスタートとなった。
20数年振りのクラス担任。
応援してくれる友人達からは羨ましがられ、息子達からは心配され・・・。
園の現場は長くても、子ども達と密に接する担任業務はやはり違うもの。
大昔の感覚を蘇らせなければ・・・と焦りも少しはあったが、すみれ組の子ども達との出会いがとても楽しみでワクワクしていた。
小さくて可愛い23人の子ども達との園生活がスタートして、早2カ月。
やっと2カ月?
いや、もう2カ月!?
なんて早いのでしょう。
子ども達の環境への柔軟性や全てにおける吸収力の早さ。
入園当初には想像できなかった子ども達の成長スピードに、今更ながら驚いている。
世の中、一人として同じ子はもちろんいないが、
我がクラスの子ども達は面白い。
個性がキラキラ、いやギラギラしている。
「ええ、そうきたか・・・!」
「ええ!?今、それ!?」
「ええ!?」
という想定外の出来事がよく起きる。
これがまた、思い出しては笑ってしまうほど奇妙で面白い。
そして、毎日いろいろな発見もある。
こんな可愛らしい姿に触れることができる役得・・・
そして、幼稚園教諭は本当に素晴らしい仕事だなと改めて感じている。
可愛いからこそ、成長のために厳しく教えていかなければならない時も
ある。
先日は、「食べるの?食べないのどっち?遊んでいるならもうやめなさい」と、いつかどこかで言った覚えのあるセリフが口から飛び出した。
もう最近では言わなくなった息子たちへの言葉。
懐かしかった。
息子達もこんな年少時を過ごし、楽しんでいたのだろうけど、
もう手は掛からない年齢に成長した。
あっという間に。
すみれ組の子ども達も、今はまだ「お手伝いしてください」や、「できない~」と甘えてくるけれど、来年になればもうだいぶ手は掛からず成長しているだろう。
子どもの成長は、家庭でも幼稚園でも、あっという間。
今の子ども達の成長を楽しみ、また日々の積み重ねが一生のものになることを肝に銘じ、成長の一助となりたい。
運命の出会いをした23人の子ども達と担任の私。
今、私の日々を豊かにしてくれているこのご縁に感謝。
さぁ、明日はどんなことがあるかな??
楽しみ・・・!!
ニオカワ
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