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同意教育の大切さ

前回の投稿に続きますが、中田さんの同級生である小児精神科医の内田舞さんとの対談動画の中で、教育についてもお話がありました。

52分を過ぎたあたりからこのお話をされています。


”同意教育” という言葉。
実は私は初めて聞いた言葉です。
これってそんなに一般化している言葉なんでしょうか。私が無知なだけ?
小学校や保育園、幼稚園の先生はその勉強の課程で同意教育について学ばれているもんなのでしょうか。

これは、先生だけでなく、子供を育てる親にとってもとても重要な教育だと思いました。

でも、私の記憶には、この同意教育ってなかったように思うんですよ。

同意教育が親や先生から教えられた記憶がないというか。
むしろ、逆のことを教えられていたように思います。

だから、私も子供が保育園の時は、同意教育とは正反対の教育をしていました。


同意教育の基本コンセプトは、

自分の考えをイエスでもノーでも伝えていい。相手の答えがイエスでもノーでもそれを受け入れなければならない。

というものです。

何かを一緒に使うとは共有するというのは、自分がこれが必要な時は自分が使っていいんだという安心感を持つことこそが誰かにこれをまた貸してあげることができるようになる。

何か一緒にシェアするということに関しては、まずは安心感の土台を築かなければならない。そして、土台に関しては答えはイエスであってもノーであってもいい。

私的には、目から鱗でした。
というか、今まで言語化できていなくてモヤモヤしていたことを言語化してくださっていて、点と点がつながって過去から未来への光が見えたような気持ちになりました。

そして、動画内のおもちゃの貸し借りについて子供にどういう声かけをするか、というお話の時に、自分が過去に子供にかけていた言葉が同意教育とは正反対だったことを思い出しました。
思い出したというか、実は私もこの問題については、数年前から気づいていたので、自分の考えに自信が持てたというか、確信したというか。

私は子育てを通して多くの気づきがあって、その中の一つに、親として子供にしつけをする立場であることは理解しつつも、子供も一人の人間として尊重される存在である、ということを学びました。

それがわかってからは、本当に子育ての悩みがなくなったんですよね。

だから、おもちゃの貸し借りについても、今は、子供の意見を尊重することができるので、自信を持って声かけができます。

もちろん、どういう教育をするかは人それぞれなので、何が正しいかというのはもちろんなくて、自分が信じるものを子供に伝えていけばいいとは思うんですが、”同意教育”という話を聞いた時に、社会で生きていくならば、人とつながって生きていくならば、”同意教育”はとても大切な考えだと思ったし、みんなが幸せに生活するためには必要な教育ではないかと思いました。
それはつまり、子供も一人の人間として尊重される存在である、ということも同じだと思っています。

そして、何より強く思うことは、子供と同じくらい、親の私たちも尊重されるべき存在です。

子供のことばかりを優先するのは同意教育ではないと思っています。

子供も親もみんなそれぞれが安心して自分たちの意見や意思を伝えることができて、それが尊重される世の中になればいいなと思います。

ジャニー喜多川氏関連の動画を見たことがきっかけでここ数日、そこから色んな動画を見て、また色んな気づきがありました。

自分の考えを肯定できて、自信につながったような気がします。

これも神のお導きですね。

感謝します。ありがとうございます。

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