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損するタイプの子

子どもたちを見ていると昔の自分を思い出すことが多い。

特に少し頭が回るというか、大人の言ってることが理解できる能力を持っている子の生きづらさのようなものを見ると、どうしてあげれば良いのかなと悩む。

自分がしてほしかったようにすれば良いのかもしれないけど、実はそれがどういうものなのかが全くわからない。

自分が経験していないことは、想像することも難しいし、どんな言葉かけをしてもらったら嬉しかったのかはその時の自分の状態を思い出せないことも多いからだ。


まだ5歳にも満たない子でとにかく何か言うと「なんで〜なの❓」と聞き返す子がいる。
答えても納得いかなければ何度でも聞いてくる。
一旦聞き入れたように見えても、自分のこだわりは頑なに通そうとするし譲らない。
そのアンバランスさに周りの大人は振り回されるのだろう。

自分のこだわりが通らないと手が出てしまうこともある。
言葉で言い表せないと体が先に反応するのだ。
園でも先生に良く注意されているようだ。
先生からすると言ってること理解できるのになんでできないの?になるだろうし、親の立場に立ってみると、正直面倒くさいタイプ。
一々に応える時間も余裕もなければ疲弊するだろうと想像する。

おバカちゃんぐらいの方が大人や周りの子たちも可愛いと思って優しくできるんだろうな。
いわゆる損するタイプ。

私も同じようなタイプだった。
私のなんで?にはいつも父が応えてくれていた。
今思うと淡々と根気よく説明してくれてた気がする。
母はいつもイライラしていた。

一人遊びや粘土やスライムを作っている時は集中して取り組める。
何か作ったり、勉強したり、一つのことに向き合う時間を増やしていったら良いような気がする。
今のところそれぐらいしか思いつかない。
やっぱり事業所に公文導入したいな。

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