作品は生き続ける
若き才能が失われてしまうのは本当に残念なことだ。
西野亮廣さんの「ゴミ人間」に出てくるノンちゃんの妹さんが、お姉さんの残した絵に色をつけて姉妹二人で作った作品の個展を開催してるのを知って、朝来市まで見に行ってきた。
川西から車で往復約3時間半。
同じ兵庫県だけど遠かった笑
Sticks coffeeさんで開催された個展。
駐車場についてすぐに目に入ってきた色とりどりのガーランドとテント。
ビエンナーレだ。
一番大きなカラフルテントはノンちゃんのお父さんがAmazonで見つけたんだそう。
中に入ると、ノンちゃんが生前に残した絵のファイルが置いてあって、テントに寝転んでそれを見たり、ボーッとしたり、子どもたちは絵を描いたりしてた。
私は一番大きなテントの中でノンちゃんモーニングと名付けられたベーコンエッグトーストとコーヒーをいただきながら、ファイルを見ていた。
1ページ目には西野さんのメッセージがあって、それを読んでいたら涙が溢れた。
あー何故逝ってしまったんだろう。
生きてたらきっと面白いことたくさんできただろうに。
悲しさよりも虚しさの方が強かった。
早くに逝きすぎだよ。
彼女の頭の中は不思議な空間で、アーティストってやっぱりどこか違うんだなって思った。
残された作品はどれも素敵だった。
カラフルな色合いは妹さんの才能。
二人で補い合ってできた作品たち。
見に行けて良かった。
うまく言葉にできない。
ただ感じてきた。
すぐ上にある神社への道。
樹々たちが手を振って歓迎してくれた。
あの世へ行ったら天国で描いた作品を見てみたいな。
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