みんな端っこ大好き

　電車に乗るとそうですよね。まず端から埋まる。既に座っているのに、端が空くと端に移動する人も少なくない。もう、みんな笑っちゃうほど端っこ大好きですよね。
　これどういうことか言うと、基本的に他人がとなりに居るのがイヤなんですよね。肩であろうが、腰であろうが、他人と触れ合いたくない。そしてもう一つイヤな理由が、他人の匂いを嗅ぎたくない。これが実は大きいのでは？　私はどちらかと言うとそれですな。もちろん、口臭や腋臭は言語道断で、そういう場合は、新宿で座っていて高尾まで行くとしても、席を立ちます。次にイヤなのが香水。ほんとに、聞きたくなる。えっと、すいません、それいい匂いだと思ってつけてます？と。バカに加えて、匂いも多様化しているので、是非に及ばす。香水の匂いと体臭が混ざってる感じはさらにイヤですね。もちろん体臭単体もイヤだが。そしてもう一つイヤなのが、柔軟剤。あれは刺激臭です。すごくケミカルな匂い。最近ではこれがいちばんイヤかも。「柔軟剤禁止条例」を蓮舫さんにつくって欲しいです。
　「香害」という言葉もよく聞く。電車などの密閉移動不可避空間で、イヤホンから漏れた音楽と同じように、洋服からダダ漏れている柔軟剤は迷惑行為。車内アンウンスしてほしい。「匂いのキツい柔軟剤は他のお客様のご迷惑になりますので、柔軟剤専用車両へお移りください」てね。
　電車のシートの端っこの話から、柔軟剤香害の話になってしまいました。