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「光る君へ」が良い

ワースト5に入るほどの出来だった昨年の大河ドラマ「どうする家康」に続いて、今年は紫式部の生涯を描いた「光る君へ」。
女性主人公のドラマは外れるというジンクスと、「みちゅいしゅみともぎんこう」の吉高由里子では期待薄だったが、いちおう初回を見た。
良い!
かなり良い!

何が良いのか?
天然ボケ的な紫式部を吉高由里子が好演している。ハマってる。脇も良い布陣だ。音楽もセンスが良い。ナレーターも伊藤敏恵アナウンサーが抑制の効いた語り口を披露している。ドラマを邪魔しない。さすがである。本来ナレーションとはこういうものだ。下手にタレントにやらせると失敗する。去年の例のように。
そして、絶妙の間。でも間伸びしていない。演出も見事だ。でも、やはり脚本なんだろう。大石静先生。日本語教師としては若干、現代語りが気になるが、まあ良い。
という訳で、今年一年は日曜夜8時が楽しみとなった。

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