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お祭り嫌い

 夏から秋にかけて憂鬱なのが、お祭りが増えることである。
 お祭り。なにが楽しいんでしょう? ここで、は?なに言ってんのこいつと思った方はさようなら。あ、先日学生に「さようならってどういう意味ですか?」と聞かれました。たしかに、英語はSEE YOU、中国語は再見、また会いましょうときちんと意味がある。「さようなら」は、「左様なら、これにて失礼いたします」の後半が省略された形です。こんな風にいつも脇道に逸れるのが私の授業です・笑。

 お祭りでした。そもそも嫌なのが、お神輿を担いでいる輩。あれ、輩ですよね。地べたに横たわって酒飲んだりタバコ吸ったりしている、刺青率も高いし。あいつらに五穀豊穣と国家安寧の精神があるとは思えない。お神輿担ぎ手試験を導入したらいいと思います。
 そして人混み。道が塞がれる。お神輿とか山車は百歩譲って、その活気を味わいたいという気持ちは分からなくはない。理解不能なのが、七夕。上から変なキャラクターがぶらさっがてる道を歩いてなにが楽しいのかしら?
 強いて「あり」と思えるのは、踊りがあるもの。阿波踊り、花笠踊り、さんさ踊り、ねぶた。名前忘れましたが、金沢とかあっちのほうの盆踊り。ああいうのは事前に稽古が必要ですから、一定の敬意を表します。
 あとよく分からないのが、花火。
 一斉に反論されそうですけど・笑、分からない。なにが楽しいの? ま、きれいだけど、遠くから家の中から見てればいいんじゃね? わざわざ暑苦しいべたべたするところで見に行かなくてもいい気がする。

 静かなお祭りってないんですかね。厳かで奥ゆかしくて静寂なお祭り。どなたか教えてください。

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