つながり

youthの会を立ち上げて、一年。その間、特別養子縁組当事者のみそぎさん、熊本の赤ちゃんのゆりかごで縁組をされた宮津航一さんとお会いする機会があったが、その度に感じるのは「つながる」ことの大切さである。

他団体で縁組された当事者と話すと、環の会との違いを感じる。
例えば、「出自を辿りたい」とみそぎさんを頼ってくる人に対して、みそぎさんが最初のところから辿るというのを聞いた時、環の会ではそういうことはあまり聞いたことがないと感じた。
つまり「出自を辿る」というはっきりとした感覚が僕たちyouthの中にはないのだと思う。
少なくとも私にはない。

いま自分たちがやらせてもらっている「特別養子縁組の当事者」としての活動は、視野を広く持つことが重要であると考えている。だから、他団体さんとの交流、つながることは自分たちが成長し続けるために必要なことであると日々思う。 

環の会 Youthの会 会長 志村歩

※明日、特別養子縁組の当事者による全国フォーラムが初めて開催され、環の会のYouthのメンバーも参加をさせていただきます。
環(わ)がまた広がることを楽しみにしています。(事務局)


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