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『家族が産まれる』を読んで

環の会の育て親さんたちが中心になって、『家族が産まれる』という本をつくりました。この本を環の会の家族にお送りしたところ、育て親さんから感想が届きましたので、ご紹介します。

■「特別」じゃない家族のかたち

先日は、『家族が産まれる』という書籍をお送りいただきありがとうございました。早速、読ませていただきました。
子どもを迎えるまでのこと、迎えてから現在に至るまでのストーリーを詳細に書いてくださっていて、私たちもちょうど一年前、トモミ(仮名)を迎えたこと、そして迎えるまでのことや環の会さんと出会ったことを思い出しました。
今日に至るまで、本当に色々なことがありましたが、2023年8月にトモミに初めて会い、大泣きしているトモミを抱っこさせてもらったことが今でも忘れられません。
当時の写真や産みのお母さんとお祖母ちゃんの写真は今でも時々見返すことがあります。迎えてからは毎日が慌ただしく、気がつけばもう一年になっていました。私も迎えてからは毎日が必死です(食べ物の好き嫌いが多く、特に食事が・・・)。
それと同時にトモミが来てくれたことで、本当に色々な経験をさせてもらっています。大変なこともたくさんありますが、日々の成長が楽しみで、家の中を元気に走り回っているトモミが可愛いです。
主人が仕事に行くときはトモミが元気に手を振って見送り、帰ってきたらにんまりします。仕事の帰りが早い日は夕食をみんなで食べながらその日のトモミの様子を主人に話すのが毎日の日課です。
今まで表情に変化のなかった主人がよく笑うようになりました。これもトモミが来てくれたおかげだと思っています。

書籍にも書いておられる方がいましたが、私たちも家族のかたちが「特別」とは感じていません。
予防接種やケガをして病院でお世話になるときは苗字が違うので、「あっそうだった」と思い出しますが、普段はごく普通に生活をしています。
しかし、トモミの寝顔を見ているときに産みのお母さんとお祖母ちゃんに会った日のことを時々思い出します。トモミを産んでくれたことへの感謝や、ありのままをトモミにも伝えていきたいと思っています。
各家庭のテリングについて読ませていただいて、色んな伝え方があるのだな、と感じましたし、私たちもトモミの成長に合わせて伝えていきたいと思いました。
環の会さんでお世話になってから、色んなメンバーさんとお話させてもらうことが多く、みなさん温かい方ばかりで、仲間がたくさんいることに幸せを感じています。
トモミもこの温もりを感じながら大きくなっていってほしいです。
こちらの書籍は慌ただしい日常生活から離れ、初心に戻るきっかけとなりましたし、環の会さんの研修を受講させてもらっていた頃のように夫婦でとことん話をするきっかけにもなりました。

素敵な一冊をありがとうございました。

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