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思い出は未来へ繋がる原動力

新型コロナウイルスの驚異的な感染拡大により、遠方の人と対面でのコミュニケーションが難しい昨今、切に感じるのは「人との距離」です。
体の距離はもちろん、心の距離も離れてしまっているように思います。それは環の会のメンバーも例外ではないと感じます。
環の会のメンバーはある一定の「共通点を持った仲間」です。その仲間とのコミュニケーションは環の会のメンバー誰にとっても必要なものであると私は思います。
今回はそのコミュニケーション=「繋がり」の大切さをお話させていただきます。

今から遡ること15年前、「育て親の集い・親子クッキング交流会」に参加した。
15年も前のことだが、今でもなんとなく記憶にはある。
鮮明に覚えているのは三ツ矢サイダーでフルーツポンチを作ったことと、夜にチョコを食べ過ぎて、朝起きたら布団が血まみれだったことである。
正直言ってそれ以外のことはあまり覚えてはいなかった。
だが昨年、15年前のことをかなり思い出させてくれる出来事があったのだ。
以前から定期的に開催していた環の会・Youthの「オンラインおしゃべり会」でのことである。
参加者の一人に「私、会長を覚えています。○○で会いましたよね?」と言われたのである。それは私にとってかなりの衝撃であった。なぜなら私はその子のことを一切覚えていなかったからである。
無理もない。15年前に一度しか会ったことないのだから。
そしてその子はこんなことを私に言った。
「私、環の会の人、全然知らないです。だからもっと沢山の人を知って交流していきたいです」。
その言葉に私は強く突き動かされたのである。「環の会の子どもたちと沢山交流したいのは俺だけじゃないんだな、何か行動を起こさなきゃ」と。
15年前に一度しか会っていなくても、例え覚えていなくとも、結果的にその子との「繋がり」があったから「Youthの会」立ち上げという行動を起こせたのである。
時を戻し2022年の今、「Youthの会執行部」は、Youthや親御さんたちを一人でも多く「繋げよう」と一生懸命活動しています。
皆さんも昨今のコロナ禍や様々な理由があるとは思いますが、是非とも積極的に環の会のイベントに「主体 的に」参加して欲しいのです。
共通点を持った仲間と今からつくる思い出・繋がりは、未来へ繋がる原動力になる。
数年後の環の会の為に、これからの皆さんの「主体的な」活動を切に願います。

環の会Youthの会 会長

※環の会Youthの会は、環の会で縁組をされた方々のグループです。

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