伝えること、伝わること。

環の会Youthの会のRです。
今回、初めて外部向けの講演会でお話をする機会をいただきました。
講演の内容は「テリング」についてです。環の会のテリングについて、私がテリングさせてきた事、親から言われた事、成長過程での気持ちの変化をお伝えしてきました。

<参加者の感想より抜粋>
・テリングはしなきゃいけないのものではなく、「したいもの」と捉え方を変えて、向き合い続けたい
・「子どもの思いを絶対に否定しないで」という言葉は、やはり当事者だから伝えられる育ての親へのメッセージだなと心に染みました
・Rさんが産みの親さんへの負の感情を持った時、育て親さんから「産みの親を否定できるのはあなただけ」というメッセージをもらったこと、そしてRさんにとって育ての親さんは「いつも肯定してくれる存在」「見方でいてくれる存在」であるという言葉が心に沁みました

講演の依頼を受けた日から、資料作り原稿作り、打ち合わせ等大変な事もありましたが、養子当事者として発信していく事の大切さと、やはり当事者の声の必要性を改めて学ぶ事ができました。

そして私が、テリングについて一番伝えたかった事が、聞いてくださった人に伝わったという事が今回の講演の一番の収穫でした。最初は意味がうまく伝わるか不安なこともありましたが、頂いた感想を見ると伝わっていた事がわかり今後の力になると思います。

今度も外部向けの講演があれば積極的に参加していきたいと思います。       

(環の会Youthの会 R)

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