見出し画像

今年は会ってみたい!

長女のMが「産みの母に会いたい」と言いだした一年生の時、長男のRは、幼稚園の年中さんでした。

あの時、Rは産みの母のことを理解しているのかしていないのか、分かりませんが「お姉ちゃんは◯◯お母さんに会いたいんだね。ふぅん」という感じでした。

日々生活している中で、Rは、「今を全力で生きている」という感じで、縄跳びや鉄棒など、目の前の課題をしっかりと確実にクリアしていくという印象で、あまり、「産みの母に会いたい」とは、言いませんが、たまに「ボクには、お兄ちゃんがいるんでしょ?」などと聞いてくることがあります。

小学生に上がった頃、そういえばMが産みの母に会いたいと言っていたのは1年生の頃だったと、思い立ち、Rの産まれた病院を見に行こう!!と、旅行の計画をしました。
Rを迎えに行った時に泊まったホテルに4人で泊まり、産まれた病院を見に行きました。

Rを迎えた時、驚いたことが沢山あった事を伝えました。

1、とても大きく、半年くらいの子かな?と思ったら生後5日目で、退院と同時に産みの母が運転して約束の場所へ連れて来たこと。
2、産まれた時の体重が病院記録だったこと(4792g)。
3、キティちゃんの赤い服を着ていたから、女の子だと思っていたら男の子だったこと。「お兄ちゃんからのドッキリだったらしい」と、言ったらニヤニヤしていました。

車で移動中、Rはキョロキョロしていたので「どうしたの?」と聞くと、「◯◯お母さんを探してるの」と言っていました。コロナ禍だった為、約束をしてないことを伝えて、「今度は、会う約束をしようね」と言い、病院で写真を撮ったり、その地域を観光をしました。

長女と比べると、Rはあまり産みの母の話はしませんが、やっぱり会ってみたいんだろうな、と思いました。何よりユーモアのあるお兄さんにも興味があるようです。

Rの産まれた病院を見に行ってから2年が経ちました。
3年生の5月に、Mが産みの母に会えた時「次は、Rの番だよね?」と聞いたら、「そうだよ!4年生になったら、会ってみたい」と言っていたので、今年は会えたら良いな、と思っています。
(環の会育て親 TM)

追記)
先日、「産みの母はなんでお父さんとお母さんのところに自分を託したの?」と2人に聞かれました。意を決して、勢いに任せてという感じで、2人が捲し立てていました。
「1人では、聞けないけど2人だから聞けた」みたいな…凄い勢いでした。きょうだいがいて良かったねって感じです。
そしてテリングも、小さい頃は受け身で、聞いているだけだったのが、疑問を持ち、質問をしてくるようになって、一段階上がったように思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?