Ally(アライ)ってなあに?
こんにちは!WannaBeMEのみずきです🌻
もう7月になりましたね!季節は夏!!私は先日友だちと川辺で花火をしましたよ〜🎇みなさんは今年の夏したいことはなにかありますか?
先月6月は『Pride Month(プライド マンス)』といって、世界各地でLGBTQ+の権利を啓発する運動などが盛んに行われていました🏳️🌈
日本でも企業や団体がさまざまな形で啓発運動をしていましたね。(中には企業のイメージアップのために6月の間アピールするだけして、7月になった途端にパッタリLGBTQ+フレンドリーではなくなる、みたいな企業もちらほら…その話は今回は置いておきます😅)
さて、近年日本でもLGBTQ+フレンドリー(になろうとしている)企業が増えてきています。多くの企業が日本各地のプライドパレードに協賛したり、社内でのLGBTQ+研修を実施したりなど取り組みはさまざまです。
そんな今回のテーマは『Ally(アライ)』🏳️🌈💗
みなさんは、Allyってご存知ですか?
Allyとは、《LGBTQ+を理解する人、支援する人、寄り添う人》などと定義されていることが多いです。
Allyになるってどういうことだろう?そもそもAllyであることの意義ってなあに?LGBTQ+について知っていればAllyなの?
今回のnoteでは、私がいち当事者Allyとして、『Ally』について深堀りしていきます💪
わたし的『Ally』の定義
さて、さっそくですが私が思うAllyの定義は、
《LGBTQ+を理解しようと寄り添える人》です。
この定義のポイントは、
理解“している”ではなく、“しようとしている”ということです。
なにがどう違うの?理解している方が良いんじゃない?
いえいえ。
自分と異なるセクシュアリティを共感し理解するということはそもそも不可能だと思うんです。セクシュアリティは当人の感覚的なところが強いと私は思います。必ずしもそれぞれのセクシュアリティにある定義に、当人の感覚が完全に合致する訳じゃない。
だから、それぞれのセクシュアリティの文献を読んだって、いろんな人にインタビューをしたって、目の前にいる人の感覚を完全には理解できない。
真のAllyこそ、それは強く感じていることだと思います。Allyは、LGBTQ+を理解したいのに共感したいのに、完全には理解することができない、という葛藤をいつも抱えているはずだと思います。
そして、その葛藤は全くおかしい事ではなく、しょうがないこと。
大事なのは、理解“する”ことではなく、理解“しよう”という気持ちとその姿勢だと思います。
Allyの誤解を解き明かす!!
誤解① AllyはLGBTQ+非当事者?
AllyはLGBTQ+当事者としても名乗ることができます。決して非当事者しかAllyになれないというわけではありません。もちろん私もLGBTQ+当事者Allyです🏳️🌈💗
誤解② AllyはLGBTQ+のスペシャリスト?
Allyとしての条件は、LGBTQ+に関する知識の有無では決してないと思います。大事なのは理解しようと寄り添う気持ち。逆に、LGBTQ+に関する知識があっても寄り添う気持ちがなければAllyとは言えないと思います。
Allyであることを意思表示しよう
もしもこれを読んで「自分はAllyだ」と思ったら、Allyであることを意思表示してみてほしいです。
なぜ意思表示が大切か。
それは、周りにいるLGBTQ+当事者やその周囲にいる人など、セクシュアリティに悩む人にとって、一つの安心材料になるからです。
リュックサックにレインボーのバッチをつけてみる、スマホにレインボーのステッカーを貼ってみる、プライドパレードに参加してみる、、、
Allyであるあなたがレインボーグッズを身につけているだけで、そこは当事者にとって安心できる空間・コミュニティになります。
もしかしたら、だれにも打ち明けられない悩みを持った人があなたにだけ話してみたいと思えるかもしれないし、周りに仲間がいないと思っていた人にとってあなたが希望になるかもしれないです。
必ずしも当事者の助けになるとは限りませんが、そんな寄り添い方も素敵だなと思います🌈✨
『Ally』という概念がなくても…
『Ally宣言』や『LGBTQ+フレンドリー』を謳う企業や団体がどんどん増えているのはとてもうれしいこと。特に私たちが住んでいる北陸はかなり保守的だし、そんな概念が広まっているだけですごいなって思います。
一方で、実態がともなっていないところも少なくはない。『Ally』や『LGBTQ+フレンドリー』という肩書きだけがひとり歩きしてしまうのは、逆にLGBTQ+当事者を傷つけかねないことだと思います。
けどけど、ふと近くを見てみたら私の身の回りにはめっっちゃ素敵なAllyがたくさんいました🏳️🌈💞
それは、わざわざ「Allyだよ!」って宣言している人ってわけでもないし、LGBTQ+の人もいればそうではない人だっているし、そもそもAllyなんて言葉さえも知らないけど、会話の中で言葉を丁寧に選んでくれたり、親身に話を聞いてくれたりする人もいます。
今も、自分は幸せ者だなあと勝手に思いながらnoteを書いています。みんないつもありがとう🫶
いつか『Ally』や『LGBTQ+フレンドリー』という概念がなくなるくらい、みんながみんなにあたりまえに寄り添える社会になったらいいなあ🏳️🌈💗
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