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奥様方の会話 面白すぎるんですけど?

お行儀が悪いのは知ってます。

でも聴こえてしまって面白いんだもん。
盗み聞きしてしまった。笑
私が雑談に対して苦手意識を持っているからこそ、
盗み聞きしながら雑談について考え直したくなったのでつらつら。

奥様2人がすぐ横にやってきて、読書している私の横で楽しそうに話を始めた。最初は盗み聴く気なんてなかったんだけど、奥様のうちのひとりの息子さんがアニメーターを目指しているという会話に、つい興味をそそられて。。。

息子さんの興味、進路、応援したいという気持ちと息子さんの将来への不安のジレンマ。また、アニメーター業界の話やその奥様が実際にOLを辞めてデザイナーに転職したという話。

アニメーター業界の話→息子さんの進路の悩み
と、よくある系かな。と思ったら、
ええ奥様どんなデザイナー転職されたんですか?と普段の生活では聞けないようなことを語っているから、興味を惹かれる。さらに、話が次々と展開されて、どれも気になる話ばかり。面白さの引き出しが意味わからなくて読書どころではなくなってしまった。

そこから、
・最近の若者は金融を勉強している
・奥様方の若い頃より情報収集が上手く賢く、魅せ方が上手いから会社に属さなくても生きていけちゃうのよ

・旦那の話
・血液型と兄弟姉妹の関係性と共通性

・幼い頃から今の家族に至るまで、
当たり前にやってきていた事が一般的に当たり前ではなかった件

大阪の人は話が上手いという認識はあるけれど、
奥様の会話もこんなにすらすらとバラエティのようにテンポよく繰り広げられることに驚いた。

と、このあたりで我に帰り、盗み聞きしているのがさすがに申し訳なくなったのでその場を去った。

彼女らの話題を大きく捉えると、すべて「家族」の話題である。

自分の子供の進路→旦那の性格・旦那はちょっと遊んであげるだけで好かれて悔しい→旦那の性格と血液型傾向→家族の中で当たり前にやっていることが当たり前ではないのかもしれない話

奥様らしい会話ではある。
それでも話題が途切れないのはなんでだろう?

私の情報範囲が狭い、よく人を観察していること、強く印象に残すことが多く関連づけて思い出せる
がヒントなのかなと思う。

特に常々思うのが、私はその時体験して印象に残ったことを思い出すのが苦手。

だけど、このnoteに書くようになってからは
書く話題はないかな?と体験を振り返るようになったし、
印象に残ったことを思い出しやすくなって
話題に困ったときにはすらっと過去の体験や気持ちを表現できるようになった。

そして感じたことを共有して周りから意見をもらって
多様な考え方、捉え方があるのだと学んだ。

そして別の問題に気づいた。
私はよく人の話を最後まで聞けず、
いつも途中でふっと何かしらの考えがよぎってしまう事がある。

例えば、友達が話しているときに目ばっかり見たら恥ずかしいから少しそらそうとか、右目と左目の視点が合わなくて目が泳いであわあわしてしまったり。あとは隣の席の女性のファッション素敵だなとか、店員さんがお皿片したがっているなとか。

決して相手のつまらないからとかではないのだけど、
自分の聴いている姿勢やたまたま目に入ったことが割り込んできてしまう。

「へぇ、そうなんだ」「すごいなあ」「めっちゃいいね」という感想を先に置いて、会話の内容どんなんだっけ?とその会話で記憶に残っている部分を繋げて話を理解する。感想や返答する。つまり非効率でアホすぎる。

考えてみたら、こんなの余計だよな。
視線とか考えすぎじゃない?この癖失礼だからやめよ。笑

もう少し自分の傾向と対策を振り返って考えてみよう。

でも雑談って考えてやるものじゃなくて自然と楽しくやるものだよな。

…生きるって難しいな。

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