耳切ってきたレビュー

いぬです。
本日は耳の裏切ってきました。

耳たぶの後ろの、付け根付近に『粉瘤』ができてしまった。


一年くらい前にも耳の裏が腫れ、近くの病院で処置してもらったのですが
それが再発し、袋が破けて膿が出てしまいまして。

粉瘤は患部ごと切り取らないと再発を繰り返すものらしく、毎年繰り返すなら取っちまおうということで、
一時間かけてそれなりに評判の良い病院に行きました〜

ちなみに、その一年前の処置のときも膿の袋が破けてたんですが、力技で強引に残った膿を絞り出されて
これがまあーーーーーーーくそくそクソクソクソスーパー痛くて痛くて!!!!!!!!!
傷口を成人男性に力いっぱい押されたらどうなると思います?
痛いです!!!!!!!!!!
血もドバドバ出るもんで、看護婦さんに15分くらい止血してもらいながら、ガールズトークしてやり過ごしてました。

もう二度とあれはイヤ。

粉瘤の手術自体は、日帰りレベルなので大したことはないそうです。

事前に診察を受け、血液検査しました。
このとき診てもらった恐らく院長先生であろう男の人が、足超臭い人で辛かった。
入った瞬間に部屋中が臭くて、この狭い空間で涼しい顔してる看護婦さん何者…?と思った。
鼻バグってるよ。

でも先生はめちゃくちゃ良い人でした。

そんときは前述した通り耳裏が大爆発していて、すぐに治療できる状態ではなかったので、二ヶ月後の今日、七夕に手術日が決定しました。

もう少し早く予約できたんですが、夏コミの原稿やりたいがために三連休にしてやる…!と目論んでいたので、金曜日にしてもらいました。
あと手術する理由の一つに、休みをとって原稿する口実にもなるなと思ったんですよね。クソですね。
自分の身体を生贄に、夏コミ原稿休暇を選ぶ女です。

で、本日いざ病院へ。
さすがに手術優先なのか、ほぼ待たされることなく施術室へGO。
手術内容は事前に調べてたので、大して怖がりもせず意気揚々と入りました。
唯一の懸念は、足臭院長が執刀医なのかどうかというところでした。

しかし本日ご担当いただいたのは、比較的若めのお兄ちゃん先生でした。大学病院の先生?らしい。よくわからん。

物腰柔らかく、いい人でした〜。

ただ、耳の裏を見せたところ、「ん…?聞いてたよりデカい…」と言われました。
いぬの内心「ヒェッ」。

何回か膿が出たりなんだりして、広範囲に硬く固まっていたらしいです。コワ。
さすがにビビりましたが、27歳、JKと言えど逃げ出すわけにもいかず、ベッドin。
患部の左耳が上になるように横向きに寝ました。

「何本か麻酔射つんですけど、耳の後ろって首の神経と繋がってるので、しばらく反応が鈍っちゃうかもしれないです〜」

(麻酔を何本も!?)
(首の神経!?)
(はゎゎ〜!!!!)

内心こう思ってました。
麻酔のチクッとする痛みと、触られてる感覚があるのに痛みがない不思議な感覚が好きなんですが、何本も射たれるとは思ってなかったのでゾッとしました。
あと首の神経については「何かヤバそう、左後ろから敵襲きたら返り討ちに出来ないじゃん」、とか思ってました。なんで?

チクっとしますよ〜と言われ、麻酔注入。
5本くらい射たれて草生えました。
クソイテェよ。

でも、インフルエンザのワクチン、コロナワクチンの注射程度の痛みでした。
しかも二本目からはだんだん痛みが減っていて、麻酔が抜群に効いてるな〜と実感できてワクワクしました。麻酔すごくね?まじで。

そして切られる耳裏。
感覚はないです。痛みももちろんない。
なんか触られてるみたいなだけ。
でも、切られた後に粉瘤部分を掻き出してる感覚がめちゃくちゃ伝わってきました。
ティースプーンみたいな感じのやつ(目隠しされて見えてないのでイメージ)で、内部をガッガッとほじくってるような。
しかも思ったよりその時間が長い。
どんだけ詰まってんだとビビってました。

目隠しされた状態で口がずっと半開きだったので、周りから見たらアホ面だったと思います。
だって怖かったんだもん〜
食いしばったりするとよけいに身体が強張って緊張が増すので、口元はゆるゆるにしないとさ!!!ねぇ!?!?

そして、掻き出し作業がおわったあとは縫われました。
縫われるほどとは思ってなかったので、耳らへんが糸で引っ張られる感覚がしてから、
(え!?これ縫われてね!?!?!?)
と気づきました。

ケツ切られた時も縫われたことあるんですが、溶けるタイプの糸だった&鎮痛剤で眠ってる間にされたので、縫合されてる自覚がなかった。

人生初、意識のあるうちに縫われ体験をしました。ヤッター!!!実績解除!
当然ながら麻酔が効いてるので、針を刺される痛みは分からんのですが、糸で引っ張られる感覚はありました。
不思議だなあ〜。
2.3回くらい縫われるのかしらと思ってたら、めちゃくちゃ縫われた。何回かわからん…とにかくめっちゃ縫われた…。

ときたま看護婦さんが耳あたりを拭いてくれるんだけど、冷たい感覚があったので恐らく傷口からの出血だろうなと。

毎月生理を経験してるのに、何でか血液が苦手ないぬ氏にとっては、切られる刺される痛みよりも、血の方が怖かったです。
病院で働く人たちって本当にすごい。

手術は8〜10分程度で終わりました。
現在、わたしの耳裏は大量のガーゼで覆われて、防水テープで固定されております。
風呂も首から下しかダメらしい。
髪の毛洗えないのヤバすぎる。
明日にはガーゼ外して、軟膏ぬりぬりウィークが始まります。
抗生物質もたくさん貰いました。膀胱炎常習犯なので、飲み慣れたヤツです。

ところで、縫われたので来週抜糸しなきゃならないと判明。

最初に言われた通り、思ったより広範囲に粉瘤が出来てしまってたらしい。
縫われたあとの写真を見せてもらったら、長さ5センチくらい、横は縫われてるんで分からないけどそれなりにクパァといかれてたぽい。
我が身のことながら、痛々しかった。

ケツのときと同じ、体内に吸収されるタイプの糸ワンチャン…!と手術中祈ってたんですけど、ダメでした。

抜糸のために30分バス乗るのめんどくせぇ!!
原稿やりたいのにどうしよう。
早上がりとか、いつもより早く仕事して早く帰るとはできるんだけど
せっかくなら午後休み貰って行きたいよォ…
抜糸を盾にして早く帰ってきて、原稿やりたい…。

私にとっては耳云々より原稿が一番大事なので…

でも、これで耳の一部とケツの一部が無くなりました。
次はどこが無くなるかな?!?!?!?!?!

以上耳切りレポ。

ちなみに粉瘤は原因不明らしいです。
突然出来ちゃう。
気にならない位置だったり、あまり大きくならいないもの、膿が出ないものなら放置しても良い…とかなんとか。

私の場合はマスクのヒモで擦れて頻繁に膿が出やすかったみたい。
粉瘤クンも出来るところ空気読んでくれよな!
おかげでピアスできなくなりました。すると腫れるもんで…

そういうわけで、みんなもレッツ手術!


2023.07.07

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