再確認（リベンジマッチ）

前回の続きです。

　（リベンジマッチ）

23:24金曜日。
近所のスーパーで買ってきた唐揚げと鉄火巻、本麒麟で金曜日に乾杯。
本業とはまた別のバイトも終え、俺の1週間が終わり、大好物の緑の煙を燻らせながら、先日行われたあおちゃんとのリベンジマッチについて綴ってゆく。

先に申し上げておく。これは僕が最高のご主人様を見つける放浪記です。
デリヘル嬢の悪口を書きたいのでは無いのであしからず。

個人チャットでやりとりをし、無事当日予約完了する。
60分1本勝負。
これは来月に行うロングタイムの予約の為の最終テストだ。
果たして俺は再度、心の底からMになれるのか？

顔写真付きの日記

今思えば最初の違和感。
【臨時出勤】の顔写真付きの日記。
限定日記にはなっていたが、顔が初公開されていた。


最初のお礼チャットも「呼んでくれてありがとう」を「読んでくれてありがとう」と来たのも自分そういうの結構気になります。

『今日はどんなことをしたい？』

この一言でモヤモヤが発生しました。
あたいはあんたに沼りたいのだよ。あんた主体で良いよ。

裸の王様

しかしきっとあおちゃんなら僕の性癖をわかってくれるはず！そう思い今日はとことんM になって楽しもうと全力で準備した。

やがてインターホンが鳴る。まるで帰ってきたご主人を全力で玄関に走る本当の犬のような気持ちで玄関扉を開けた。
私は最高のMマインドの元、あおちゃんを迎え入れた。

「良い子に　し　て　た　？」

（チガウ チガウ ソウジャ ソウジャナイ…）
なんなんだそのセリフは？
僕はきみにデッカい勘違いをさせてしまったようだ。
顔にぞっこんなのではない。
過去最高にプレイ内容にハマりそうだったのだ。

良いか？きみはブスだ。僕がちょっとハマったからってそこを勘違いするのではない。

準備してきたセリフ。行為。プレイ。
顔面、スタイルが10000点だったら成立するが、お前には無理だ。

そしてデリヘル嬢として服は絶対脱ぐべきだ。
今日は短時間だからと言ってなぜ上だけしか脱がないんだ？
お前にはそんな価値はないぞ？
デニムに上裸。変だと思わないか？
勿体ぶるな。おっぱいを出せ。ケツも出せ。

きみは所属している店の中では良い体をしている方だ。それを売らずにどうする？
なぜそこに属しているのかを俯瞰的に考えてみよ。

顔と声だけでイケると思うなよ。

俺がなぜ激安店を選んでいるのか、質より量だからだ。

あなたはきっと男の子にはモテてこなかったタイプではあると思う。

デリヘル嬢だって人間だ。勘違いも起こす。
君みたいな子は一回一回全力で勝負しないとダメなんだ。

人は簡単に堕ちないよ。とくにお金が関わっていれば余計シビアだ。
次回に繋げるためのストーリー作りもあったのだろうけど、
掌で男を転がそうなんて一光年早い。

それと相当気合を入れてきてくれたんだね。今回はSが不自然だったよ。
セリフが透けて見える。そういうのにも結構敏感なので、冷めてしまう。

おっと。悪口はここまでにする。

と言うことで、結果は不合格でした。

私は変態が好きなんだ。

もっと違う角度から探してみるとしよう。

まだまだ旅は続く。