貧困女性に「もう風俗以外に道がない」と思わせるな!

誰もマトモな相談先を紹介しないので、風俗に行かなくても済むかもしれないあれこれを紹介しようと思います。
(生活保護方面は専門家ではありませんので、あしからず)

まず、これは最初に言っておきたいんですが…
「生活保護を受給しようとすると風俗に行けと言われる」という話がよくされますが、今どき役所の人間が「風俗で働け」と言ってくる事はほぼほぼあり得ません。
というか言ったら(社会的に)ころされます。断るにしても「風俗で~」なんてまず言いません。
まともな職員であればまず言わないであろう話を、必ず言われるかのように広めるのはやめて欲しいです。
助かる人も助からなくなるから、本当にやめて下さい。

私の生活保護受給に関する感覚はこちらのブログに近いです。

たぶん、みなさんが思っているよりも意外とハードルが低いです。ポイントを押さえれば。(そこが難しいところでもあるんですが)
普通に20代の人が預貯金がないという理由で生活保護を受けてますし、親に虐待されている10代の人が、保護されて単身で生活保護を受給してたりもします。
繰り返しになりますが、いきなり「若い女!?帰れ帰れ!!風俗で働け!!」みたいな対応をされるなんてことは、まずあり得ないと思って下さい。

これは役所に限らず、他の相談窓口でも同じです。いきなり「あなたは風俗で働けますよね!」みたいなことは言いません。
そういう偏ったイメージを勝手に増幅させて「女には頼るところがない」と追いつめられている人に思いこませるのはやめてください。
救える人も救えなくなるので本当に迷惑ですし、はっきり言ってあなた方のような絶望しか広めない存在は邪魔でしかないです。

生活保護を考えている人は、おそらく精神的に病んでいる方も多いんじゃないかと思います。発達障害などがある方もいると思います。
その場合、まず精神科に行きましょう。そして医師やカウンセラー、病院の相談員(ソーシャルワーカー)などに「生活保護を受けて病気の治療をしたり、就職先を見つけたい」というような事を話してみてください。
もし生活保護を受給する場合、役所が生活実態の調査を行います。ですので「精神的な病気や障害があり労働は難しい」という医療関係者からの意見は、強い判断材料になります。
(というか、場合によっては「医療のほうでこう言ってんだからいいんじゃね?」まである)

日弁連の生活保護申請についてのパンフレット(pdf注意)が非常にわかりやすかったので、こちらが参考になると思います。
seikatuhogo_qa.pdf

また、現在風俗で働いている方も申請できます。

一人での申請が無理そうだったらNPOなどに相談して、そこのスタッフに手伝ってもらうのが良いと思います。

https://www.npoposse.jp/welfareqa

https://www.npo-sss.or.jp/activity/

あとは生活保護以外にも、現在働いてないとか、離職前提ならサポステでも次の就職までの相談に乗ってくれると思います。

他にも、女性向けの女性相談センターというのもあります。(こちらは東京都のものですが他の地域にも類似のものがあります)

「もう風俗しかない…」と思ったら、まずこういうところに相談したり、精神科に受診して下さい。
あなたの働ける場所は風俗だけではありません。他に働けるところがたくさんあるので、元気になったら働きましょう。
生活保護も、いきなり役所に凸るのは勇気が要るかもしれないので、民間で支援や相談を行っているところに相談するのが良いと思います。

みんな支援を受けることを遠慮しちゃうんです。でも、遠慮なんてしなくて良いんです。
なんのために相談員や○○福祉士みたいな職業があると思ってるんですか。困ってる人のためです!
だから危ない業界に行く前に、まずはどこかに相談して下さい。

私は専門職ではないので相談などには乗れませんが、これらのリンクが何かのヒントになればいいなと思います。
身近なところで困っている方がいたら、ここに載っている情報を紹介してください。
メンタルやられてると、探すのもしんどくなってしまうと思うので。
一人でも多くの人が助かることを願っています。

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