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寛仁親王杯の所感

昨日はある映画の感想をつらつらと書きなぐっていたら、纏まりなく間延びしてしまいついには書ききれませんでした。改めて文章書くことの大変さを感じ、だからこそこうして書くことの意義を感じてもいます。


今日は昨日の寛仁親王杯の決勝の感想をしたためます。

面白いレースでした。それは、レースを見てからの感想というより、準決勝が終わって決勝に進む9人が確定したときに強く感じましたね。

単騎の郡司含め、ラインの先頭5人が全員自力があり、調子もよさそうで見ごたえあるレースになるなとワクワクしました。

一方で、面白いレースというのは往々にして車券を買うのが難しくもあります。今回の決勝もまさしくそうで、大人しく鑑賞するのが一番いいだろうなとも思ってました。しかし、そこはやはり競輪そのものへの応援と思い、少しばかり購入することにしました。


先ほど、5人とも強いと申しましたが、単純な地力だけで言えば脇本選手が一つ抜けているとは思ってました。しかしそんなことは、選手自身も意識しているはずで、きっと脇本包囲網的な展開になるだろうなと考えました。

グリーンドームが舞台なこともあり脇本選手を逃がす訳にいかず、逃げ足がある新田選手か弟を連れた山田選手が速めに行くんじゃないか。脇本選手は後方に置かれ、なんやかんやで恵まれるのは単騎の郡司選手なんじゃないか。そんな予想で郡司選手から3連単を買いました。今開催強さが目立ってましたし、他の自力が勝つにしてもラインでは決まらないんじゃないかと考えると買いきれないということで郡司選手との心中を選びました。



結果としては

残り2周手前までは、脇本選手が後方に置かれていましたが、誰も最終先行に踏み切らず脇本選手がカマシを決めて1着でしたね。強いの一言に尽きます。

ジャン前で脇本選手がカマシ切った時点で、入着した3人の戦いになってしまいましたね。

終わってみればですが、5人とも優勝できるだけの自力があるということは、5人ともが優勝を狙いたいということであり、そうなるとなかなか先行勝負はし辛いですね。実際、残り2周で松浦選手が一度前に出たタイミングでメイチで駆けていれば、脇本選手はカマシきれたか分かりませんし、カマせたとしてもかなり足を使い、また違った展開になっていたんじゃないかと思います。しかし、松浦選手がその作戦を取っては、松浦選手自身の優勝はかなり難しいに違いません。失うものもなく経験を積む時期の若手選手が松浦選手の位置にいれば思い切って駆けたかもしれませんが、勝つレースを求められる松浦選手はなかなかあそこからは仕掛けられませんよね。

他のラインが結託して、脇本選手のような強い選手を打ち負かすのも競輪らしいなぁと思いますが、今回のように全員が優勝を取りに行き、結果地力で勝る選手が勝つのもまた非常に競輪らしいなと思います。


面白いレースでした。


これ、結果と感想を事後に書くより前日に予想書く方が良さそうですね。

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