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【SVシーズン3シングル】信頼ラッシャセグレツツミ【最高レート2132/最終4桁】

こんにちは、ありげいつです。

今回はS3で初のレート2100を達成したということで、溶かしてはしまいましたが構築記事を簡単に書かせていただきます。もし皆様の来期等の参考になれば非常に嬉しいです。

TNわにのこ 最高レート2132、最終4桁
TNありげいつ 最終4桁

最高ここ
見たことないレートきた!
再生技持ち0の対面構築

ちなみに隠密マントイダイナキバの枠をフィラの実ドンファンにした構築で、福岡で開催されたカフェオレさん主催の明太オフ3位を取ることができました!!
以下はあいまるさんのYouTubeチャンネルで配信された、3位決定戦のアーカイブになります。良ければ見て下さると嬉しいです!(https://youtu.be/Cfgy4H5OZIM)

1. 構築経緯

S3からパラドックスポケモンが解禁されるということで、開始前から水技+フリドラ+アンコールで受けが非常に難しいと注目されていたテツノツツミへ後出しできる駒ということを評価し、まずチョッキセグレイブを採用した。加えて、対面性能が非常に高く、初手出しが安定するADヘイラッシャ(通称「べいらっしゃ」)を採用。この2匹を軸とした対面構築を組むことにした。
そして対面的に受け崩しができ、かつスイープ力もあるSブーストテツノツツミも採用。下馬評では最強と言われていたポケモンは採用し得であると判断した。
これではキノガッサやクエスパトラに不利を取るので、第2の初手出し枠として最速スカーフサーフゴーを採用し、重いアーマーガアを相手の考慮外のところから処理するために鉢巻炎テラバ―ストカイリューも仲間入りした。
最後に、それでもキョジオーンやアマガを初めとした受け崩しが安定しなかった&流行りの鋼テラスミトムが非常に重いことから、その対面性能とアンコールを評価してドンファンを採用していた枠を挑発3ウェポンの隠密マントイダイナキバに変更し、今期の使用構築が完成した。

2. パーティ構成

イダイナキバ@隠密マント 古代活性 意地ADベース
テラスタイプ:鋼

最高の補完枠

191(4)-201(252+)-152(4)-×-99(204)-113(44)

地震/インファ/アイススピナー/挑発

地面枠兼受け崩し。
テラス込みで一定の対面性能を保証すべくDにがっつり振りました。Sはとりあえず最速ドドゲザン抜きにとどめることに。
シリーズ1ではかなり受けにくいポケモンであったドドゲザンに後投げして負荷をかけられるのが本当に偉かったです。
ちなみに隠密マントなので、テラスを切れば格闘テラバがないクエスパトラに強く出ることもできます。


ヘイラッシャ@オボン 天然 意地ADベース
テラスタイプ:草

ハバカミがカモになる

228(20)-165(236+)-136(4)-×-115(236)-57(12)

ウェブタ/地震/雪なだれ/あくび

僕が仲良くさせて頂いている五里霧中さんが考案した有限ヘイラッシャ。
原案(【単体考察】有限ヘイラッシャ - Gorilla Tactics (hatenablog.com))は地面テラスでしたが、ガッサやアラブルタケが重いため草テラスにしました。
対面最強格のポケモン。


テツノツツミ@エナジー クォークチャージ 臆病HCS
テラスタイプ:水

ドロポン当ててくれれば最強
溶かすまではマジで当ててくれてた、ありがとう

147(124)-×-134-176(252)-80-189(132+)

ドロポン/フリドラ/身代わり/アンコ

参考元はこちら(ブーストテツノツツミ調整案|ブロG|note)。
最速トドロクツキの龍舞をアンコで縛れるように原案よりSを10伸ばしましたが、Hを削った分色んな攻撃を耐えるか怪しくなったりしたので諸説。
最終盤増えていた身代わりドラテカイリューにアンコがぶっ刺さっていて強かったです。
ドロポンは役割論理が好きならば当たるのではないでしょうか。僕はあの雰囲気好きです。


カイリュー@鉢巻 マルチスケイル 意地HAS
テラスタイプ:炎

明太オフ配信卓を沸かせたポケモン!

185(148)-204(252+)-115-×-120-114(108)

逆鱗/地震/テラバ―スト/神速

調整の参考元はこちら(【ポケモンSV】S1使用構築-対面カイリューサフゴ【最終2355-16位】 - Gorilla Tactics (hatenablog.com))。
特筆すべきは何といっても炎テラバ―ストで、アマガやミミズズを考慮外のところから処理できるのはもちろん、炎テラスすることで環境トップのハバタクカミにも強く出られるのが非常に良かったです。
時には強者相手にもeasy winをつかむことができました。いわゆる自慢のポケモンってやつですね。


セグレイブ@チョッキ 熱交換 意地HADS
テラスタイプ:地面

現環境最強ポケモン

207(132)-216(252+)-113(4)-×-112(44)-117(76)

氷柱針/巨剣/地震/礫

特に語ることはないですが最強です。
個体はボックスから引っ張り出してきたものなので調整意図は忘れました。
テラス時に安定した高火力を出せるようにずっと地面テラスで使っていました。


サーフゴー@スカーフ 黄金の体 臆病CS
テラスタイプ:鋼

困ったときの

163(4)-×-115-185(252)-111-149(252+)

ゴルラ/シャドボ/気合玉/トリック

全てが偉すぎるポケモン。
臆病にしたのはドラパや速いパラドックスポケモン意識でしたが、今思えばS+1で最速ドラパ抜きにとどめて少し耐久に回しても良かったかも。
トリックは最終盤増えていたクエスパトラ軸展開構築に一瞬で勝つことができたので良かったです。
気合玉は頑張って当てましょう。

3. 選出

初手ヘイラッシャorサーフゴー@2
相手の構築にミトムかクエスパトラがいる場合はサーフゴーを、いない場合(いてもテツノブジンもいる場合)はヘイラッシャを初手置きしていました。

4. 感想

S1は最終4600位、S2は最終447位・レート2066と、まだレート2100にのったことがないまま迎えたS3。初期環境のレートのハイパーインフレにより2100達成者が爆増した中、自分もレート2100を取って21プレイヤーを名乗りたかったので、瞬間ではありますがそれを達成できてとても嬉しく思います。
しかし、自分の中では9世代でも最終2桁を取るというもう1つの目標があり、そのために2100から保存せずに1ロム特攻したのですが、終盤に激しく環境が変化し、それに適応できずに溶かしてしまいました。
溶かしたこと自体は残念でしたが、初の2100から2勝できたこと、9世代で初めて最終2桁を見据えて2桁から潜れたことは良い経験になったと思うので、S4以降もまた頑張りたいと思います。
9世代最終2桁という高い壁を実感し、正直今は苦い思いをしていますが、確実に進歩はしていますし、地道に続けていればいつかは本当に喜べる日がくると信じてこの記事を締めさせて頂きます。

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
テラピース関連がどうなるかは分かりませんが、気軽に試したいポケモンを試せて、非常に活気盛んな対戦環境が失われないことを祈っております。


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