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臨海副都心・お台場は都市計画、再開発ネタが満載

 港区台場に加えて、品川区東八潮、江東区青海を含むこのエリアは、臨海副都心として計画的に開発が進められています。観光地として県外から多くの人が訪れるお台場ですが、地図を見てみると、シンボルプロムナードのセントラル広場周辺に広大な未利用地があるのがわかります。イベント等が開催されている場所ですが、将来的な活用を考えると、まだまだ大きく発展する可能性のある街なんだと実感します。特に東京国際クルーズターミナルの開業によりインバウンドがより一層拡大する中、国際都市としての成長戦略に注目が集まります。オリンピックレガシーの活用も重要なポイントですね。



TOKYO A-ARENA PROJECT

TOKYO A-ARENA PROJECT

 パレットタウン、メガウェブ、ヴィーナスフォートの跡地に、トヨタによる大型プロジェクトが展開されます。アルバルク東京のホームアリーナを中心にスポーツ・モビリティ・サスティナビリティをテーマにしたプロジェクトを展開するそうです(プレスリリース)。施設名称は、TOYOTA ARENA TOKYOに。2025年完成ということで待ち遠しいですね。プロジェクトサイトも見ててワクワクします

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TOKYO A-ARENA PROJECT計画地


東京国際クルーズターミナル

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東京国際クルーズターミナル

 レインボーブリッジがあり、大型クルーズ客船が晴海客船ターミナルに寄港することができないため、東京の新たな玄関口として建設されました。大型船の寄港は迫力ありますし、お散歩ついでに東京湾を眺めるのも最高です。

東京国際クルーズターミナルから見る東京湾


羽田空港アクセス線

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 「羽田空港新駅」から東京貨物ターミナル付近に「アクセス新線」を建設し、そこから東京テレポート駅へ至る臨海部ルートを検討中(source: JR東日本リリース)。2020年1月に東山手ルートの事業許可がおり、2029年の開業を目指すとのこと。


IR誘致

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 「東京ベイエリアビジョン」の検討に係る官民連携チームの提案において、東京国際クルーズターミナルが近接し、商業施設等も集積している青海エリアにおけるIR施設の整備が提案されています。小池都知事は、「基本方針を踏まえ、引き続き総合的な検討を行っていく」としてますが、今後の動きに注目ですね。
- IR整備法の区域認定数上限:3ヵ所
- IR区域整備計画認定申請受付期間:2021年10月1日〜2022年4月28日
- 2022年5月以降、IR区域整備計画を認定


その他未利用地

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お台場周辺の土地活用ポテンシャル

 東京テレポートの駅前、プロムナード周辺に広大な未利用地がある状況。後者は催事等で活用されているが、東京国際クルーズターミナルからもすぐのリッチということで、将来的な有効活用が期待されますね。

こちらを見ると、BMWと大江戸温泉物語も暫定利用になってます。


臨海副都心のまちづくりについて

 ウォーターフロントの魅力を生かしつつ、羽田空港や東京国際クルーズターミナルからの接続と、ビッグサイトを中心としたMICE機能を担っています。今後はオリンピックレガシーの活用が焦点になっていきますね。

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臨海副都心のエリア方針




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